・世界観・
文明や科学が発展した近未来な世界。人類は活動拠点を地上だけではなくW海Wにまで広めようとした。
その中でも特別力を伸ばしていたとある国は、深い深い海の底に小規模ながらも発展した海底都市を作り上げる事に成功する。
星空の様に美しい深海の中に存在するその都市は、国が作り上げた『ディープガーデン』と呼ばれる宝石の様な青い石を何らかの形で身に付ける事によって、水圧や酸素などに悩まされる事なく、まるで地上で生活するかの様に人間が活動する事も可能であった。
遂に海の底への進出に成功したと思われたが__それは甘い考えである。
海底都市を作り上げる際、どうやら国は『未知の何か』を眠りから醒ませてしまったらしい。その何かは見たことも無い、様々な形をした化け物とも呼べるような。そして明らかに人類を敵対視している。……発展した力を持つ人類すら震えてしまう脅威的な存在であった。
そして何かの眠りが醒めたと同時に、国民の中でW特別な力Wに目醒める者が少数現れる。まるで何かの使命に応えるように。
脅威に侵食されていく海底都市を国は放棄、力に目醒めた国民を集め命令を下す。
「その力を使い、奴らが地上に上がってこないよう海底都市を拠点としその命を世界平和に捧げよ」と。
___ようは犠牲に選ばれたのだ。海底都市送りにされた力のある彼ら、彼女らを国は『名誉世界守衛小隊』と勝手に名を付ける。
そして、数名のサポート員と共にあの美しく儚く、そして恐ろしい都市へと出発したのである。
取り敢えずであるが、彼ら彼女らは自分たちが生活を送ったり『何か』を監視する為の拠点を手に入れる。
定期的に無人機械を介して武器や食料、物資が支給されるがそれ以外は地上とのやり取りなんてほとんど無い。
『何か』は海底都市のどこかに人間が居る事を察知しているのだろう、今のところ地上を認知している素振りも見せず都市の中を徘徊している。
隔離された美しく儚く、そして恐ろしいこの海の世界で今日も生きていかなければならない。
【 思いつきの厨二世界観ですがもし不明な点御座いましたらお気軽にご質問ください!
ちなみに、海底都市は勿論海の中でディープガーデンを身に付けている限り水圧などの害を受けず生存可能ですが、拠点の中には海水は無く空気が存在するので、ディープガーデンを付けていなくとも生存可能です!地上と変わりません。火も扱うこともできるので料理など可能となっております。 】