ソルジュ「これまたざっくりとした内容でございますね・・・・・では、花火などはいかがでしょう?」
(見ていて楽しく、そして派手なものがいいという女王の要求に、ソルジュは花火はどうかと提案してみる・・・・・
最速で用意できる派手なものといったら、これくらいしかない)
エルゼ
「花火・・・?」
玉座の上で座ったまま、グッと顔をソルジュに寄せて少し睨むようにその言葉を繰り返すように聞き返す。
エルゼが女王になった時もハート王国の各地でそれを祝福させるように打ち上げていたため、これは興味を持っているからなのか、それとも・・・