【マメ知識】
ちなみに北朝鮮人民軍による韓国領土への直接攻撃(砲撃)事件は2010年11月23日にすでに起きている。
韓国領の延坪島に向けて砲弾やミサイルが約170発発射されて、そのうちの80発前後が
韓国海兵隊基地に着弾したもの(それ以外は海に落下したらしい)。
これによって韓国軍兵士2名が死亡、16名が重軽傷、基地建設作業員5名が死傷した。
で、この事件の原因となったのは、かねてから北朝鮮側が「我が国の領海内に軍事演習の
砲弾を撃ち込むのをヤメロ！今度やったら報復する！！」との声明を出していたにも関わらず
韓国軍がこれを強行したため。
これを受けて韓国側も50～60発前後の応射をしたが、これによる北朝鮮側の実際の被害は不明。
ところでこの「80/170という目標着弾(命中)率」は、約17㎞離れた対象への曲射砲撃の成果としては
かなり優秀であった為、後にこの折に現地砲台を視察中であった金正恩(当時中将？)の手柄とされ、
彼をして『砲撃の天才(優れた軍事指導者)』というタナボタの評価をゲトせしめ、彼の国家元首就任への
かなり有効な追い風となったのである。
この件については“国際法に定める休戦協定違反”を行った北朝鮮側への批難が全世界で高まり
特に日米韓の３国による当時の実質的な後見国たる中国への「監督不行き届き批判声明」なども
検討されてはいたのだが‥これは中国側に配慮した米国の柔軟姿勢によって不発に終わってしまった‥。
>>24
つまり、これが現実だよ。