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いつも肝心なことを言い忘れますが、何年か前に民法出でて忠孝滅ぶと言う言葉を聞いたときは、興奮しましたね。
「私権の主体」をやはり私は重視すべきと考えます。
後は国が補充的に支えれば良い。
制限行為能力者制度やら消費者保護法とか。
「民法出でて忠孝滅ぶ」は、明治の民法典論争の際に著された穂積八束の論文のタイトルですな。
個人の権利が尊重されればされるほど、帰属団体への忠誠心や古来からの家父長制度との
矛盾や軋轢などが顕在化してしまうというワケで‥
それ以降、なりふり構わず欧米文化の後追いをした結果、現在の日本は穂積が危惧した通りの
世の中になっちゃいましたね;‥(笑)
果たしてソレが良かったのか、悪かったのか‥