それでも尚、1.5ですか。
いや、フランスでは2006年頃に現地統計上、2.0人に到達したとされているらしいんだけどね。
ただしこの数字の評価の難しい所は国や社会の情勢・慣習等によって、
「一人の女性の生涯出産数」と「一組の夫婦の子供保有数」とが混在せざるを得ない点にある事だよな。
嫡子出生数のみをカウントするか、あるいはそれに私生児も加えるか?
ならば母数となる女性の数も、「結婚している女性に限る」か、あるいは「出産可能年齢の女性」を
それとするか? で、大きく変わってしまうという部分‥。
現時点では少子化対策の成功例として評価されているフランスだが、前述の事情によって次の世代がどうなるのかは全くの未知数なんだけどね。
例えばそれだけの出産厚遇政策を長期的に実施したとしても、女性一人当たりの生涯出産数を0.5人上昇させるのには
40〜50年の時間がかかるという