子供の人生を自分の人生の二周目とでも思ってる親って結構多そうだ。
一度子供時代を経験しているだけあって、親は人並みの大人になるための最短ルートをだいたい把握してる。
その最短ルートを子供の背中押して無理に歩かせようとするから、うまくいかなくなる。
おれが良いと思うのは『自分で考えさせる』教育。
昨今話題になってる『褒める教育』も、前時代的な『叱る教育』も、洗脳じみてて好きじゃない。
褒めることや叱ることで軌道修正するのももちろん大事だけど『〜したら叱られる』『〜したら褒められる』とか、そんなレベルの低いすり込みだったら後々簡単にひっくり返りそうだ。
『なんで〜したら叱られるのか』『なんで〜したら褒められるのか』を考えさせる教育してけばさ、子供の頃は危なっかしくても、成長したらそれなりに頼もしいヤツになってくれそうじゃない?
と、まだ育てられてる立場で呟く。
子供自身が自ら考えてくれるのが理想なのは誰もが分かっている。
だがそうさせるのが一番難しいから、みんな困ってるんだよ。
ていうか「自分が出来なかったことを子供にやらせる」「自分の趣味のために子供にやらせる」っていう心理が分からない。
私も母が憧れてたから〜って理由で新体操無理矢理されたし、ギターやってる父に無理矢理ドラム習わせられて両者とも全く上達しない私にすんごい不満があったらしいけどこっちからしたら無理矢理興味もないものされて上達するわけないんだわ。