そこで論点を変えて、このように問題を立ててみてはどうでしょう?
「ある例外的な緊急性のある目的のために、社会通念上、通常は悪とされることを“行わないこと”は正当化されるのか」と。
例えば、
殺人鬼に追いかけられている友人が「匿ってくれ」と自分の家に来た、と。
そこで友人の命を守るために匿うわけですが、間髪入れずにその殺人鬼が家にやってきて問うわけです、「ここにお前の友人が来ただろう」と。
警察を呼ぶ時間はないし相手は武器を持っていて、もう嘘をついて誤魔化す以外の手段がない状況とします
さて、このような状況において、「社会通念上“悪”とされる嘘」をつかずに正直に友人の居場所を教えることは正当化できるだろうか?
わかりやすいように極端な例を出しましたが、こんな例を出すと、「いや、嘘と自演は違う」とか言う人がいるので、自演の問題に即して書き直すと、これは…
「自演すればより良い状態になる(例えば、誰も傷つかずに場が収まるとか)にもかかわらず、“全ての自演は悪である”という原理原則に乗っ取っり自演を行わなかったために悪い結果が生じた(例えば、傷つく者が出てコミュニティが崩壊するとか掲示板が閉鎖に追い込まれるとか最悪自殺者が出るとか)場合、その単独では“社会通念上正しい”かもしれない行動(いかなる状況でも自演をしない)は正当化できるか?」
という問題です
このように問題を立てると、「いや、それは特殊な例外だ」という反論をしてくる人がいますが、
ここで議論されているのは、そもそも「特殊な例外が認められるケースもあるのではないか?」ということなのですから、それは反論にはなりません
ありがとうございます、ですがそれだと【それでも自演は悪である】と主張する側が圧倒的不利になってしまうのではないでしょうか……。