図らずも同盟国の最強潜水艦とのマッチメイクを強いられて気の毒な“そうりゅう”だが
我が国としての敵性国家はあくまでもレッドチーム(中・露・南北朝鮮)なので、
実戦上はキロ級や元級原潜あたりに対処可能な性能を有していれば特に問題も無いはず。
で、話は変わる。
先ごろ、元自衛隊の○部方面○将の講演会を聴く機会があったのだが、
その講師の言葉で特に印象深かったのは、次の通り。
「我が国の国家安全保障(防衛問題)を考える上で、皆さんにそれを実感して頂く為に用意したのが
この南北を逆転させた“大陸本位アジア地図”です。」
そしてモニターに映し出されたソレを見てみると、ユーラシア大陸が中央に配されていて
最上(南)部の太平洋は殆ど割愛されており、逆転させた事で「への字型」の日本列島が
広大な領土を誇る中露の太平洋進出を妨害する為だけに悪意をもって存在しているかの様な
立ち位置が、実に分かりやすいビジュアルとして表示されていた。
オレの率直な感想としては
「あー、こりゃ確かにロシアが北方領土はおろか、北海道までをも欲しがるはずだよなぁ」
「でもって、中国の方は沖縄諸島はもとより、最終的に欲しいのは西海道(九州)ってことなんだろうなぁ」
…みたいな感じで、日頃はあまり感じる事の無い「憂慮すべき危機」の本質が一目で理解出来たという次第。
広大な大地を有する大国が、自分達よりちょっと前に居るだけの小国の存在によって「多大なる自国海洋権益を掠取されている」…みたいな不公正観(歪な正義感)を伴う激しい憎悪感情につながると言うのは
平成年間の初頭に勃発した「湾岸戦争(イラクによるクウェート侵攻)」に於けるイラク側の精神的構図とも相似していて明らかである。
たぶん中国共産党としては「日本海溝までの“大陸棚全域”こそが、正当なる自国の領土である」って本気で思っているんだろうね。
ロシアはアカじゃないよ!!
米海軍の退役少将によると、中共軍が日本に侵攻する確率は3割以上らしい。
未だに対中楽観論を唱えている自称知識人は、頭が湧いてるとしか思えない。軍人が、彼らみたいな社会主義被れに戦略眼が劣るわけない。