>>25
絆=共感の偏重とはまさにその通りだと思います。
自分でリンク貼っといて何ですが私はその記事にかなり懐疑的でして、本に共感している人たちは「そうだよね、私達はずるい言葉によってずっとガマンさせられて来たよね」と安心し「如何なる私であれ『絆』によって護られるべきだ」とどこか他人任せな自己肯定感に浸っているように見えます。
そういった自己中心的な希望や要求を「多様性」の一言に詰め込んでそれを主張し、「ずるい言葉」を発する他者を加害者として敵視する著者及び読者の方々はまさに“主体性のないフヌケ”の権化では無いか?と思えてならないのです。
本の内容によると人気のある女性に「美人だと得ですね」と口にすることは「そいつは努力不足である」「実力以外のところでずるをしている」と批難しているのと同じだそうです。こんな当たり屋レベルの被害妄想に正当性を見出して「こんな連中に負けない自分になりたい」と強気宣言をする読者のみなさんを目の当たりにしてちょっと背筋が凍りました。