>>10
社会的に波及するのを防ぐ事を第一に考えたらそうなる。死ぬ奴がどのような思いで死んでるのかは知らんがとりあえず生きとこうかなと思ってる奴の活力を削ぐような事をやってもらっちゃこまるからな。
活力か。その言い方は結構、物は言い用っぽく感じられるけど、論理的に否定はできないな。
社会にとって迷惑がかかるという意味で自殺を防止するというのは、社会合理性の観点で見たら確かにそうかもしれない。ただそこに本人の苦しみを除去することは、主目的ではなく、自殺を防ぐ合理性を優先するあまり、副次的なものになってしまっている気がする。ここは人間性や感情の観点からするとどうなんだろう、と思うんだよ。
この観点からすると、やっぱり自殺者本人が抱く苦しみを積極的に理解していくべきだと俺は思う。
それから、人間の行動と意思決定は、外部から大きく作用される場合もあるわけだし、一概に本人たちに一方的な非があるとは思えないんだよ。
確かに、法律だとか、誰が悪いのか、っていう観点だと権利関係を明確しなくちゃいけないから、人の行動には明確な意思が働いていると見なさなくちゃいけない。これは社会秩序が成り立つ前提でもあるから、もちろん間違っているとは口が裂けても言えない。
ただ確かにそうなんだけど、精神心理の点からすると、本人の行動は外部から決定されたものだとみなすこともできるケースもある。教育不足に加え、いじめ・虐待による精神異常だとか、特に。