てか確認したいことがあるんですけど、ドイツとかイギリス、アメリカとかって、コロナウイルスに対しての防御反応無いじゃないですか。
だから言ってみれば、向こうは超ハードモードでコロナ対策しなくちゃいけないわけですよね?
対して日本だと、コロナウイルスの感染に対する防御反応(ただし致死率は欧米と変わらないので、重症化や死亡リスクに対する防御反応は無いと考えられる)がある可能性が高いので、向こうと比べるとイージーモードなわけですよね。だから、対策したらちゃんと感染者を抑えてリスク社会論的にも経済も回しやすいっていう。だから、欧米との単純比較ってそもそもできないと思うんですけど。
PCRの偽陽性に関してなんですけど、それが出る確率って99.99%もしくは99.999%の確率ですよね。非現実的な仮定を念頭に置いたベイズ推定を未だに計算に入れる必要ってあります?
たしかに、アジア人が新型コロナウイルスに耐性を持っていると言う可能性はあるので、単純比較はできないかもしれない(そもそも、厳密に言えばどの国も文化や人口密度などが違うので全て単純比較できないが)アジアと欧州ではなく、欧州だけで比較してみる。
すると、ドイツより人口あたり検査数の多いイタリアが、ドイツより人口あたり感染者が多い。バーレーンも同様。しかし、英国より人口あたり検査数の多いフランスが英国より人口あたり感染者が少ない。このように、検査数と感染者数には関係がない。詳しいグラフは調べてどうぞ。
>PCRの偽陽性に関してなんですけど、それが出る確率って99.99%もしくは99.999%の確率ですよね。
おーいおいおいおーい!!!!99.99%も偽陽性だったら検査の意味がないやんけおいおいおーい!……という冗談はさておき、まずPCR検査はRNAを完璧に取ることさえできれば、正確性はかなり高い。だから理論上は偽陽性や偽陰性はあまり出ない。しかし、RNAを取るのは人間であり、ミスが発生するし、コロナでは感染からの経過日数によって感度が変化するので、実際は、感度70%程度になる。だから無差別に多く検査すれば、多くの偽陰性と偽陽性を出してしまう。ま、検査技師が検体を常に一切のミスなしに採取できると仮定するなら、偽陰性と偽陽性はかなり減りますけど、そんな非現実的な仮定を念頭に置いた推論はこの際無価値ですよね。
どういう性質や特性をもって日本で感染拡大が起こりうるなんてのはまず検査を中心に複数のポリシーによるサンプリングを行って構造的に知見を蓄積していかないと政策のたてようがない。物資がどれ程必要に成りうるかの概算もできない。だから調査をしろ。分からないから調査しろ。そう当たり前で当然なこと言ってるわけだが、何を血迷ったかわからないけど調べるまえから不明な対象に対して検査抑制が正しいやら成り行きでいいやらを言い出す。あのー、今回のウイルスって不明な対象なんですけど、そんな調査する前から何が正しいとか決めつけてかかると大変な事になるってのが分かんないんだよな。今のこのザマを見ても。