「じゃあね、先輩」
僕が後ろを向いた瞬間、別の先輩が飛びかかってきた。
普通に避けたつもりだった。
けど、カッターを持っていたらしく少し腹が切れる。
「どうしたの? 先輩」
「お前……俺が相手してやんよ!!!」
僕は先輩の腕を掴んで、そのまま床に叩きつけた。
背中を掴み土下座させる。
「……人にものを頼むときは土下座……ね?」
笑って僕はそう言った。
これ、受けの過去な筈だったのに……。
しかも滅茶苦茶純情で可愛い受けのつもりだったのに……。
色々詰め込みすぎて可笑しくなってるw