レス数はこれくらいがちょうどいいと思ふけどなあ…
以下唐突の聖書しゅしゅたん
どんと細い腕に押され、無防備な仮面の青年は流されるがままにソファに腰掛けた。
「聖書さん……?」
少し困惑した声がくぐもって聞こえる。聖書はまっすぐな目でその仮面を見つめた。いつ見ても面白おかしい仮面で、根は真面目なこの人には似合わないものだ。
『仮面、外してもよろしいか』
問いかけるより早く手が出て、あっという間に質素な仮面は自分の手にあった。
目の前には目を丸くした青年の素顔が。日本人らしい濃くも薄くもない顔立ちに、しかし綺麗な茶色の瞳があった。
まるで宝石のようだ、と聖書はぼんやりとした頭でひっそり考えた。
やがてやっと我に返った青年は、焦った様子でまず片手で顔を覆い隠しながらもう片手を聖書の手の中にある仮面へ伸ばした。
「急にとるのはなしですよっ……あの、仮面はとりあえず返してください聖書さん」
「なぜですか?」
「なぜって……」
さも当然そうな顔で堂々と聞き返す聖書に、そこで青年はようやく違和感を抱く。普段は控えめなこの人がこんな強引な行動にでることはあったろうか。いや、ない。ならば彼は今なぜ僕の仮面をーーーー…
「しゅしゅ殿」
凛とした声に思考の海から引きずり出されて顔を上げれば、聖書の整った顔と柔らかな目が触れそうなほど近くにあった。
そして思わず逃げ腰になる青年の腰に手を回して、聖書はすこぶる柔らかな笑顔で青年に笑いかけ、そのまぶたに口付けを落とした。優しすぎた青年は、嫌がれはすれど聖書を拒むことはしなかった。
「しゅしゅ殿。あなたの素顔は俺以外に見せないでくださいね」
たとえあの忌々しい悪魔であろうとーーーーー
まぶたから鼻、頬に順に唇を滑らせながら、聖書は腕の仮面を強く抱きしめた。
この宝石は自分だけのものだ。
静まり返る部屋に服の擦れる音だけが響く。
教会組のほのぼの短編書いてる途中で息抜きです。聖書攻めしゅしゅたん受けおいしいよ……
>>99だった
アァアアアアァアアア\(^o^)/
その調子で長編頼んだ
んもう好き!!
で、続きは?