化け猫×死神
覚めることのない眠りについた飼い主を待つ猫と死者の魂を天へ送る死神の話。
猫は気付かないうちに化け猫になってたり魔法を会得したり人語を喋れるようになったりする。
どうしても飼い主に見せたくてずっとずっと起きるのを待ってる。
「おやすみ」って言ったから、きっと起きてくれるでしょう?
主様はお寝坊だから。
鴉や鼠や虫が寄るから覚えた魔法で守ってるので死体は死後と全く同じ。
何年も何年も待つけど一向に飼い主は起きなくて。
気づけばお腹も減らなくなって、年も取らなくなった。
そうして待っているとある日、真っ黒い服を着て、大きな鎌を持った男が現れた。
男は死神だという。
死神との出会いを経て少しずつ日常が変わっていく。
>>284は化け猫は結局死神に拾われるけど自分も主も死んでないと思い込んでるからめちゃくちゃ暴れるけど、ある魔法使いに過去を見せられてようやく理解する。
なんやかんやあって仲良くなって、吸血鬼も交えてハロウィンの街をひたすら遊ぶって感じ