レミルシアよ、貴方に私の邪魔をする意思は無い事はわかった。そしてすまなかった…最後に言いたい事がある、貴方が依頼した魔女…あれは私の獲物だ。
まぁ...それはそれは。あの娘も狙われていたのね。でもよりによって貴方だったなんて...
私も魔力は溢れんばかりにあるわよ。たまに暴走するけど。
......私も嫌われている。昔でも今でも。
傷つけられ、顔は焼かれ、そして今は...魔獣に体を乗っ取られていると言ってもおかしくない。
そうね...アビスさん、貴方の力になれるなら構わないわ。けれど...
それは出来ないの。
先ほども言った通り、私の体は魔獣に乗っ取られている、と
貴方に魂を捧げるなんて事をしたらそれこそ魔獣と魔力が大暴走し、下手したらこの星が消滅する事だってあり得るわ...
だから私は一人で自害して償うの。