ルナ
オレの一族の村は、いい村だった。オレにも家族がいた頃の話だ。
あにぃとあねぇがいて、村は親のいないオレたちに優しくしてくれて……
だが、あにぃもあねぇもオレのことをあまりよく思ってなかったんだ。
本来なら一番上の2人が受け継ぐはずの竜の力は末っ子のオレが受け継いでしまった。
それにオレは竜の力を受け継ぐに値する器じゃなかった。
だから、オレは竜の力を暴走させた。
だから、今はオレの一族は存在しない。
オレが全て滅ぼしたからだ。
でも、オレだって小さかったから記憶が混濁してる。よくわからないんだ。
もしかしたら私もお前の一族かもしれない・・・
ちょうど思い出したんだが私の親は竜の力を持っている・・・そして私は人身売買で売られた私の親は未来を予知する能力を持っていたからな>>52のことを予知して私売ったのだろう
いやー驚いた。まさか私も竜の能力を有していたとは思わなかった。
今日、近くの図書館で調べてみたが、私の能力は凍竜の能力と全く同じでな。ただ、パワーは圧倒的に下だった。
だから私は旅に出ることにした。自分のルーツを探す旅だ。私が何故竜の能力を有していたのかをはっきりさせたい。
あと、ルナの親の未来予知能力だが、
恐らくそれも自然の力だ。調べた所、竜の自然とはこの世界の時間や空間、過去や未来と繋がる能力もあるとされているらしい。しかもかなり上級の竜でないと扱えない能力とされている。
ここからは私の仮説だが、
ルナ親>>52を予知。
ルナ親がルナを逃がす。
霧夜暴走?→村壊滅・・・・
(恐らく霧夜も暗黒竜の力を使っていたので上級の竜)
といった感じだ。おかしな点があったら教えてくれ。
しゃべり過ぎたな。すまない。