「てか練習じゃねえのかよ!?」
(エストはただでさえ魔力の消費が激しい)
「うっ!?」
(カミトに眠るもうひとつの『魔力』がうずきだした)
「 練習だよ、練習。本気なんて出してないし 」
地が埋まりそうなのを確認し、一応のために扉を閉じるが蔦はもぞもぞ土地を這い蹲り続ける。
その光景を明らかに無気力、と言える様ないつも通りの半目で見つめる。
>>772
『 黒闇守 』
そう言い、ロウジュレイルのペン先から自身を包む様に円型のシールドを作り出し、矢を防ぐ。