...だから...こんなにソウルが... (背中のバッグから淡い青色に輝く火のようなものを取り出す)
女王は、それを見て大変驚いた。 「……お嬢さん、それどこから手にしたの?」 女王がそれを見たのはかつて昔、世界を巡り回って最果ての国で少し見かけたもの…… 「……ゆっくり休むといいわ。私は、まだ疲れが抜けていないから寝るわね。……部屋がひとつ空いているからそこで休みをとるといいわ」 そうして、女王は星が淡く瞬く美しい世界へ再び入り込むのだ。