...女王さまは...この森のなんなんですか?
「私は……」 一瞬、言葉を詰まらせる。この真実を語るのはよいのだろうか……と。 「私は、この森の元カノってやつよ。この森を振ったから、滅多なことでは森を歩き回ったりはしないの。 なんだか、申し訳無く感じるから……」 女王は、幼女に顔を向け、苦く微笑む。