>>795-796
シーリン「何を言っているのよ」
シーリンは微笑みながら、マンシュタンを軽く小突く。
シーリン「どう、生きてるって実感してる?……って、私の好きなマンガにこういうシーンがあったの。覚えておくといいかもね」
フランはその様子を見ずに、副将を見ている。
フラン「あの男イケスカナイわね……」
その目は細く、槍のように鋭い視線を送っていた。
マンシュタイン「わはははっ生きてる!ありがとう、ほんとに」
彼は恥ずかしいのを隠そうとしているのか大笑いをしているが、顔は真っ赤になっている。
マンシュタイン「博識だなあ。覚えとくよ。うん、手の感触がある」
イチャつく二人に半笑いで近づいた者がいた。副将である。
副将「ほらほらお二人さんイチャつくのもそこまで。敵の大軍がすぐそこにいます、早く出撃してください(そのまま死んでしまえ!)」