>>833
マンシュタイン「その通りだ。隠しようもない。まず戦力が桁違いだ。10倍の敵に互角に戦うのは難しい」
少佐「また我が軍を悩ませているのが爆弾犬です。火炎放射器ならイチコロなのですが、人道的観点から使うわけにいきません」
彼らはずっと悩んでいた
・単純な数の差
・防ぎにくい犬爆弾
この二つが悩みの種だった。
大尉2「敵戦車隊は将軍の策に溺れて壊滅しましたが、犬はどうしようもない」
そんな時である、慌てた様子で伍長が滑り込んできた
「ててて敵軍の攻撃を受けました、その数1万。こちらの前衛150名ではとても・・・」
報告を聞いてマンシュタインは唇を噛んで言った
「もはやこれしかない、全軍を森まで撤退させよ。ゲリラ戦術しかない」
シーリン「犬はフランに任せて。この子、さっき爆弾だけ外して爆発させるっていうことやって……
フラン「インビジブル……」
フランは目を覚ましていた。
フラン「ゲリラで戦っても、人は森にはなりきれない。
なら、あなたたちがインビジブル(透明人間)になって完全に同化してしまえばいいの……」
フランは何かにとりつかれたように口に出す。