>>838
フラン「シーリン!!」
フランも、この状況にはさすがに切羽詰まったような顔をせざるをえなかった。
シーリン「……!」
シーリンは、心から目を見開く。
それは彼女の成長や覚醒を表す。
シーリン「インビジブル・クレセント!」
彼女が叫んだその名前、透ける三日月の如くその場の人間の姿は透けていった。
シーリンも、フランも然り。
フラン「やったじゃない!凄いわね!」
シーリン「きゃっ!いきなり飛び付かないで、見えないんだから!」
二人は喜びあっていた。
皆の体が透明になった。ありえないことが実現した。全員、これには驚いて歓声を上げ始めた
マンシュタイン「やった!やったなシーリン。ありがとう・・・ありがとう」
中尉「これだとシュナイダー戦車隊が来なくても勝てそうですね」
マンシュタイン「二人は本当、仲がいいな・・・こうしちゃおれん、全員森に隠れろ、敵が密集してきたら一斉射撃だ!」
すでにコサック連邦軍は目と鼻の先であった