.............. (悪い事を聞いてしまったと冷や汗)
ニャルの心情を察し、魔王は言葉を選ぶ。 「……気にすることではないぞ。 今では、私は既に神とは縁を切り、完全に自由の身になっている。マリアをここで待ち続けていたこともあるが、好き好んでこの場に留まっているという訳さ……」 その顔はとても涼しそうな顔だった。