...だめですよ、ナーガくん?この方を導くのは貴方ではありません。独善的に人を殺めてはいけません。いつか、運命に従って導かれるのです。僕は、あの方がいつでも楽になれるようにあの林檎を渡したのです。...もっとも、彼に林檎を食する気はないようですが。今のところは。
(ピエロを一瞥すると、天使は鎌をナーガの首に押し込む。ナーガは小さく呻き声をあげると、脱力し、意識を失った。)
心配はありませんよ、少し魂を傷付けただけですから。では、これからナーガくんを天界に持ち帰って、金色の種の在処を吐くまで拷痛めつけますから。それでは。
(ナーガを脇に抱え、翼で包む。すると、たちまち淡い燐光を残して消えていった。)
(ごめ、ちょっと誤字った。拷いらんわ。クソ雑魚ナーガなにがしたかったの。)