今は……違う人に会いたい……忘れちゃったけど本当に大事な人だったから (そう言いながら少しの目眩を覚える、なんで、なんで、昨日会ったはずのあの人の顔がちらつくのだろう)
そうかぁ、猫又君かぁ…お互いに心配しあって、両親に恨まれて…ねぇ (歩みが止まる 周りにはどこへ続くとも知らない暗闇のみが空気を孕む)