(主が眠りについたあと、残された妖怪達は次々と消えていった、自分達をここに残す力が主に今はないからだろう、ゆっくりと、主を撫でたり、接吻をおくったり、誓いや祈りを立てたりしながら妖怪達が次々と消えてゆく中で、何体かは自分達の力でここに留まっていた)
『……』
『なんや、しゅてんは頑固もんやなぁ、はよういきぃや』
『主が眠る前で煽り散らすなクソ狐』
『あぁん?なんやとこのあほ狸』
「[ピョコッ]ウスグラッ!?」
(聞いたことのある喋り方を聞き、戻ってきたバカ)