>>250
壱『おや、それはまずい、主様がさらに面白そうなことになってしまいます』
弐『たのしそうだな、おまえ』
壱『まぁまぁ、それはそうと、壱、宙様のお洋服、どういたしましょうか』
【……?】
(ふわりと、長い髪をなびかせ振り返る、一糸まとわぬ生まれたままの姿をずっとそのまましておくわけにも行かない)
弐『…着物、とってくる』
壱『はい、またまたいってらっしゃいませ』
「 はやく起きないとまた私と後輩君忙しくなっちゃうよ? 」
「 野良である私たちに優しくしてくれるのお爺様と弐くんとイザナミ様しかいないんだよ? 」
「 あと壱くんもですけど 」
( 恐る恐る二人の小さな手で寝ている彼をそっと揺らし )