このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『だれかいますか』
(1000超えたら来てね)
3:ニャルちゃん◆.s:2019/06/06(木) 20:27 (~~☆~~☆~~☆)
人間体に戻りつつも、脳震盪で気絶を起こした
『…あっちゃあ、…無茶しすぎなんだってまったく…』
(にゃるちゃんをかるく抱き上げながら、治癒は変わらずかけ続ける、なるべく、彼女に負担がかからないように)
『…それにしても…』
(ちらりと、周辺を見渡す)
『…けっこうやっちゃったなぁ』
(ぐちゃぐちゃになってしまっている周囲を見て、困ったように頭をかく)
【すまんちょっと学園ハンサムの拓蓮に萌えてたせいで遅れた】
『スゴいねこれ、最早敵が可哀想になってくるレベルだよ。』
『ま、自業自得でしょ、はやくにゃるちゃん回復させてのんびりしよ』
7:ニャルちゃん◆.s:2019/06/06(木) 20:43 『…………ぅぅん』
顔色が多少良くなってきたが、目があらぬ方向を指す
黒服達は既に敗走を始めていた
『……よしよし、まぁほっといてもいいでしょ、にゃるちゃんは休憩だねぇ』
(ちらりと黒服たちを横目に見ながら、彼女の背中をポンポンと叩く)
【ぱち】………
(何、やってたっけ…)
一度脳が吹き飛んだ以上、数分前の記憶は忘れざるを得ない
ぐるぐる回る視界が落ち着き、視界の最初に飛び込んできたのはー…
「…んん、…2人とも、怪我は…」
錯乱と真面目の入り混じった結果の第一声
『怪我してんのは君、はーい寝ようねぇ、ゆっくり回復しなきゃねー』
(子供に言い聞かせるように、抱き上げたまま背中をとんとんと叩く)
「……はぁ…また世話かけさせてしまいましたね…」
(…情けないなぁ…もう…)
とか、言いながら…内心、この状況がまんざらでも無い、
…口が裂けても言いだせそうに無いが
『んーん、全然気にしてないし、むしろ詰め込みすぎなんだよにゃるちゃんは、ま、小休憩だね』
13:ニャルちゃん◆.s:2019/06/06(木) 21:27 (…変わらない優しさ…)
ふふっ、と…笑ってしまった
「なら…遠慮なく休ませて貰いますね…」
目を閉じる…カレンも近くに居るのが、この状態でも分かる、
…私にとってこの安心感は、なくてはならない物だと再認識した
『それがいいよ、ゆっくり休んでね?』
15:ミカエル◆RI:2019/06/06(木) 21:32 『……、…』
(とりあえず近くのベンチににゃるちゃんを下ろし、自らの格好を先程までの姿に変える)
『…、こーゆーとき、ラファちゃんがいればいいんだけど、っと』
(同じ第4天使の1人を思い出しながら、そう告げる)
『ま、しかたないか、僕の役割は…って、そういやぁ…』
(僕の状態って、どうなってたっけ)
(気にかけもしなかったが、堕天によって制御がおかしくなった自らの力を思い出す)
『……(確認、したほうがいいよねぇ…)』
ミカエル君は覚えてるんだけど……二人とも本当に僕の知り合いなの?
(ミカエル君たちのほうを向きながら、少し考えこんだ表情で。記憶力は人よりも優れているし、そもそも一回あった人はよほど興味がないやつ以外は覚えているのに)
『じゃー私達に興味がなかったってことじゃないの?よく分かんないけど。』
18:ミカエル◆RI:2019/06/06(木) 21:42 『…ふーーーん、うん、陰陽ちゃん、多分、忘れてるね普通に、あんまり深く考えない方がいいと思うよ』
(何を見たのか分からないが、そう告げる)
さぁ?…それは覚えてないし、記憶にないから分からないけど……猫さんの時みたいに思い出せる気が全くしないってだけ
(肩をすくめながら、本当にどれだけ記憶を遡っても二人の姿もなにもかもが記憶から抜け落ちたかのようになにもないのだから)
【ぱち】………
「…それは、聞くほど気になるほどの事なのですか?
興味が無い程度の人物、それ即ち貴女にとって…邪魔でしか無いでしょうに」
(……
「私を見てみなさい…何もモヤモヤする物は無いでしょう」
『....それ、本当に初対面なんじゃないの....もしかしたらだけど、多分昔の私と今の私を別物と脳が認識してるんじゃ?』
22:雪◆cE hoge:2019/06/06(木) 21:50 >>20
正論だね、まぁ記憶がないっていうのは結構苛つくことだけど…それ以上でも以下でもないし
(前の彼女と態度がまるで違う、当たり前だろう、彼女にしてみればどうでもいい。それくらい彼女の世界は、いや自分を守ろうとする壁はあつい)
『というか、そうなるとなんで僕のことは覚えてるのーってなるよねぇ、多分陰陽ちゃん、僕なんかよりふたりとの方が仲良くなるの早かったはずだし』
24:ニャルちゃん◆.s:2019/06/06(木) 21:57 >>22
「…それで良いんですよ、ハッキリとしないだけで気に留めるのは体に悪い事です、
私の様な者の事など忘れてしまいなさい、誰が誰とも思わないだけでもよろしい」
(……
「貴女には、貴女が行こうと思える道がある、それに引き換えるものはありません
この事だけは、決して忘れない様に」
『ミカ』
26:ミカエル◆RI:2019/06/06(木) 22:24 『、』
(バチンッッとなにかに弾かれたような気がした)
『…っ…え、』
(痛みなど感じない、感覚だってない、ただ、『気がしただけ』)
『………は、なん』
(でも、それは違和感としては十分すぎるほどに大きかった)
『……に、ぃ、さま』
(パスが切れたどころの話ではない、【あの人に何かあった】)
『っ〜〜!!』
(それだけで、行動してしまうほど、僕は単純なのだ)
『…っ、にゃるちゃん、上司サマ、陰陽ちゃん、ちょっとごめん、こんど、埋め合わせはするから』
(吐き捨てるようにそれだけを告げると、翼を広げて、光速にも匹敵するスピードでその場から姿を消した)
「…………」
(木々が絡みついた、人一人容易く越す大きさの宝石に、そっと、手を触れさせる)
「……、…」
(そのては、するりと、宝石から通り抜け、触れることを許してくれない)
「…やっぱり、おきてへんのやな」
(『相手の許可なしに、生きているものに触れられない』、薬を使えば意味もなさないそんな呪いのような制限に、眉をひそめ、はぁ、と息を吐く)
「……そら」
(触れようとした先の、宝石の中で眠っている、少女の名を呼ぶ、それは、今、神々の御使いたちとともにいる、彼女と同じ名前だった)
『………』
(彼女は答えない、眠っている彼女は、今はほとんど精神などない肉塊にすぎない、その整った顔も、誰もが羨むような体も、ただの中身のない肉にしか過ぎないのだから)
「……………」
慌ただしい親友の後ろ姿、それを見送る私はただ無事だけを祈った
…私は臆病者だろうか、親友の危機を、ただ見送るのみである私は
そんな感情が押さえつけられるほどに私の心は、ある予感を叫んでいる
「親友の何かを、行けば私は奪うことになる」、と…
『っ、!っ弐ぃさまっっ!!』
(ズドンッッと、着地した場所にクレーターを作りながらもそれを気にせず、よろけながら駆け出す)
『弐ぃさまっ、…!っ弐ぃさま!!!』
(見つけないと、はやく、なにがあったかわからないのが、こんなに辛いことは無い)
『弐ぃさまっ!!、っにい、さっ』
(あぁ、だから)
トスッ
(これだから、僕はダメなんだ)
『………、…』
(意識を失わせた、ミカエルを抱きめる)
『……ごめんな、みか…』
(こんなこと、したくはなかった、する予定だって、あるはず無かった、なのに)
『……許さなくていい、お前から全てを奪うのは、俺なんだから』
(………どうか、おれを、ゆるさないでくれ)
『....すかー、すかー....』
(一方そんな事を気にせずに寝ているアホも居るが、そこはスルーしておく)
『………』
(ミカエルを、抱き上げ、核(コア)を奪う、それは、弐が天使たちに施した、人間で言う心臓のようなもの)
『……』
(ミカエルは目を覚まさない、身動ぎもしない、声もあげない、痛みなど感じることは無い、彼はこんどこそ、全てを失った)
『………これで、さいご』
(そう呟き、核を飲み込む、厳重に、保管するように)
『…………ごめんな、みか、…ほんとうに、ごめん…』
(今にも泣き出してしまいそうな顔をしながらも、ミカエル『だった』からだを抱え直す)
『、……』
(1度目を閉じ、再び目を開く、さあ、始めよう)
『………もとに、もどすんだ…』
(理想郷(アヴァロン)への道を開け、そのためならばどんな非道も行おうぞ)
>>31
【チャカ】
……………………
印入りの散弾銃、雰囲気もへったくれも理解する必要はないと感じている私はそれを
神の従者の脳天に突き付けた
「……好ましい答えを得られないのは知っているが、一応聞いておきたい…」
そのまま くたばれ
【ドンッ】
壱『おやおや、ダメに決まっておりますでしょうに』
(シュウウウッ…と、銃口をてで抑えつけ、掌で銃弾を受け止める、掌には、以前はなることは無かったはずの傷ができ、ぽたぽたと血が垂れてゆく)
壱『私の弐に、なにか御用で?』
(そしてにこりと、いつも通りの貼り付けた笑顔を向ける)
……………
【ズドンッ】【ズドッ】【ドジュッ】
銃身を翻して計4発の発砲を改めて彼らの脳天へプレゼントする
…どうせ、お互いに理不尽をぶつけ合うだけの話なのは私だって理解している
「…善意から言っておこうか…貴様ら神々全員を潰しに来た」
銃声
『おや、乱暴な、なんですか?この肉塊に思い入れでもありましたァ?』
(にぃっ、とわざとらしく安い挑発をしながら、パチンと音を鳴らし、当たる直前に弾丸を『潰す』)
『弐ぃ、はやく『ソレ』、捧げてしまいましょう、核を失ったとはいえ、霊体、呪に効果はあるでしょうし』
『………ぉぅ』
(壱にこの場を預け、翼を広げる)
(…何を言ってるんだコイツ)
自然と口元が緩む…此奴は理解していないらしい
「分からないか?堕ちた老害共を潰しに来た、と私は言っている…
当然、そこの亡骸も含めてだ」
銃声が続く
『なぁんだつまらない、挑発に乗ってくれたって良いではないですか、というか、老害とは酷い、私たちはともかく、ミカくんには多少の縁はあるでしょうに、見境もなくなってしまったんですかねぇ、人間の知能と言うとは全く…』
(わざとらしく、やれやれ、と、肩を上げる)
「…はっ、遂に私も同業者と認められた様じゃないか」
袖から取り出した異剣を振り抜く、サタンルーラー
(…
「そうだ、見境の狂いを自覚出来ない外道は同じ外道が始末する
もう一度言ってやろう 貴様ら全員を本当の地獄に叩き落としに私は来た」
…彼女自身、早速何らかの…
『できるならどうぞ、ま、それ残念ながらもう効きませんけどね』
(以前ならまぁ、致命傷にはなっていたでしょうが、と笑う)
「知っている、だから私はこの剣を掴んだ」
上段に構えて踏み込みと共に面を入れる
あの日と同じ様に、刀身は風塵を纏う
『……随分、あなたも可哀想なお人ですねぇ、まぁ、歪めた原因のひとつは、私たちなのでしょうけれど』
(悪びれる様子もないが、どんな感情でいっているのか、わからない声色で告げる)
「…分かっているなら、そろそろあの世に行ってはくれないか?
満足に、業を犯してきたのは何より我らが知っている」
『もちろんいやです、私たちは理想郷を築き上げるまで、しねませんから』
(目を細めニコリと笑う)
『そのためなら、どんな犠牲も土台へと埋め込みましょう、踏み潰してでも、我々はあそこへ帰らなければならないのだから』
「そうか、働き者な事だな…」
【ズドンッ】
「…いい加減にしろ、貴様らがいい目を見るのを許すほど重ねた業は軽くない」
「理想郷だと…自惚れるな、薄汚れた貴様らが行くのは地獄のみ、
牙を剥く人も、妖も、仇なす神々も…自欲を体裁よく人の心で『善』へと
捻じ曲げんとした貴様ら罪人への『死』の怒りだと思い知れ!」
『なにをおっしゃる、我々の理想郷は、あなたがたの言う天国地獄の枠にははいっていませんよ、我々が築き上げるのです、あなたにそれのなにが関係があるのでしょうか、それに…』
『薄汚れているあなたにそのような咎めを頂きましても、残念ながら微塵たりともこころというものに響きませんので』
(嘲笑うように美しく笑う)
「…くはははっ、まだ貴様らは私が誰だが気付かんか、
死が噴き出す貴様らへの怒りは種族を超えた全ての
被害者達へと届き、裁きの決意を新たに生まれ変わった」
【ズドンッ】
「やはり貴様らが行くのは地獄のみよ、捻じ曲げ続けた者共が
開き直って理想郷だと?誰達が鼻で笑って済ますものか」
「知れ、貴様らが犯した業が何を廻ったのかを」
【ズドンッ】
『…こわいですねぇ、何を使用と私めの勝手でしょうに、どうしてそこまで裁きたがるんです、正直微塵も関係のないことでしょう?正義感…とかではないのは理解できますが、ご勝手な私怨でそのようなことを申されましても…』
(ひらりと優雅にかわしながら告げていく)
「………その言い訳、尽きるまで繰り返してやろう」
「己らの犯した罪の重さ、貴様らの無能な主人と共に思い知れ」
【ズズ】
『は、無能ですか、主様が?ふふ、貴方の目こそ、無能なのでは?抉りとってきれいにしてさしあげましょうか?』
(にっこりとわらいながら、光球を辺り一面に展開する)
『思い知るのはあなたの方です、どうか綺麗な命乞いをしてくださいませ♡』
「すっ」
【ドオオオォォオ】
「…何度でも言ってやるぞ?貴様らの主人は上のものであることすら忘れ…
人の心を言い訳に当然の面で私情を優先し続けたド外道にして無能!」
地に剣を突き立てた拍子に地獄そのものが怒声の主を点にする
「…人形如きには勿体無い言葉を使わせてもらおう…恥を知れ!」
『まったく、主様を何も知らないでそのようなことを…学がないというのはほんとうに品がないですねぇ、全くもって汚らしい』
(チュインッッと、光球たちから甲高い音が鳴り響く)
『【万死に値する】』
(薄く開いた瞳は、残虐なまでの冷酷さしか映っていない)
(すみません!前スレの返信をこちらに書き込みますね。
前スレなので安価つけられません…)
はぁ…しかし、この『器』は未だすぎる…
身体能力は言わずもかな。『朧月夜に影の華【シャッテンタンツ】』も片鱗しか使えない。…おまけに精神は脆い『幼子』ときたものだ
ただでさえ、まだ完全に『転化』出来ていないのに…
『虚』(から)であってこその『器』なのに、『意識』(なかみ)が存在してしまえば役目は果たせない…
……やっぱり『ヴァイス』の意識が邪魔だなぁ…
(月舟が眠る間、屋敷を散歩する『彼』が何か不吉な事を話している)
「罪は罪、貴様らの主人はそれを使っていたのを私はしっかりと覚えている…
そこに言い訳を添えれば罪は消えるとでも言いたいのか?その様な甘い夢しか見れぬのか!」
地獄が更に明確化
「言い訳を続けてみるが良い、貴様らの主人の無能さが私に正しく伝わると心得よ!」
>>54
「……………
(、、、ひぃ〜…おっかさぁーん…)
怪物の気配が目を閉じていても肌の感覚に飛び込んでくる
そこにもそこにもあそこにも、十分に怖がれるほど怪物は居た
(怖いよ怖いよお助け〜…はぁ、なんで一応人間に近い私がこんな事にぃ)
冷や汗が、すごい
『…うーん、…気持ち悪いですね!あなた!』
(ケロリと、そう告げる)
『というか正直こんな遊びをしている暇はないんでした、はやく宙様をもどさないと…うーん、弐ぃはもうあの肉塊を捧げられたでしょうか…』
(光球も取り消し、彼女など見えていないかのように歩いてどこかへ行こうとする)
「…冗談を言う気力尽きたか、それとも主人の無能を認めたか?」
59:◆.s:2019/06/08(土) 00:35「いずれ貴様らの主人も地獄へと叩き落としてくれよう、それに匹敵する業を貴様らは犯している」
60:◆.s:2019/06/08(土) 00:36「さぁ言うがいい、最後に貴様はどの様な罪を言い残す」
61:神々の御使い◆RI:2019/06/08(土) 00:38 『なんとでもどうぞ、あなたに付き合うと時間が無駄になると今更気が付きましたので、まぁ私めに対しての認識は無能でもよろしいですよ、言い返すのもめんどくさいですので』
(ニコニコと笑い、手を振る)
『それとどうでもいいですがとりあえずまぁ、お早めにお亡くなりになってくださることを祈っておりますね』
(誰もが見惚れるような笑みでそうつげ、姿を消す)
「ああ、死ぬ時は貴様らが共に地獄へ堕ちる時」
「安心しろ、私の死に目に会う日は遠からずだ」
「そして、私の評価も最後に聞いておけ…気色の悪い人形だ」
64:神々の御使い◆RI:2019/06/08(土) 00:46 『おや、素敵な口説き文句ですね、吐き気がします、…ま、せいぜい足掻き苦しんでください、私はそれを見終わった後、たちましょう』
(とんっと、足をつけた先で、そうつげる)
『……壱』
『!…にぃ、ただいまもどりましたぁ』
(へらりと笑う、普通のように)
「…ん、主は」
そう言いつつ、下がり消える
(…………
意味、私の心がこの場へもう少し早く到着することを拒否した、意味を私は理解した
(…………
なるほど!あの子の主人格とやらは思案の通りこの世で言う、吐き気を催す邪悪だった訳だ
それならばあの子が生きてる内に此処に来ることを心が拒否した理由も分かる
(…………
まぁ、それはどうでもいい事、私はただひとつ確認がしたかっただけ
(…………………
コイツら、クズなんだね
こんな、老害共のためにあの子死んだんだね
バカだね
(………………
かく言う私は、これからもっとバカになる訳だ
不思議なくらい、怒りは感じてない…大きすぎるだけかも知れないけど
(……………………………………
そんな、これからバカになるであろう私にだって分かる
これから、絶対に逃がしてはいけないクズ共の顔を、名前を
私から再び、それも永遠にあの子を奪ったクズ、クズ、ドクズ共の吐き気を催す醜い面を
「っ、げほっ、けほっ、…っけほ…」
(びちゃびちゃと、血が口から零れ落ちる)
「っげほ…っ…」
(目が霞む、視界が揺らぐ)
「……、…」
(するりと、頬を撫でられた)
「……、…?」
「おじいさま、だいじょおぶかい」
「……」
「……あぁ、へいきや」
(へらりと、わらった)
「………えぇ、あれ…見知った顔が酷く醜く見えますね、えぇ」
74:◆.s:2019/06/08(土) 01:00「あぁもう、何考えてるか知らないけど死ぬまで絶対逃がしませんよ」
75:◆.s:2019/06/08(土) 01:01「なんか言いますか?さっさと言えこのドクズ共」
76:◆RI:2019/06/08(土) 01:08 「だめやんけ、寝てへんと、術式から出てへんからまだええけど」
「だって、おじいさま、」
「おじいさまはへいきやの、ほれ、さっさとねぇ、弐ぃが怒るで」
「……やくそくだよ」
「………せやなぁ、やくそく、やもんな」
「ん!ゆびきりげんまんだよ!!」
「まぁたなつかしいもんを…しゃあないなぁ」
ゆーびきーりげーんまん、うそついたらはりせんぼんのーます
ゆびきった
「………」
「…?おじいさま?」
「……なんでもあらへん、ほれ、ええからもどり、そら」
「…はぁい」
(…………………………………………………………………………………………………………………………)
「…はりせんぼんかぁ、いたそうやなぁ…」
(ああ)届かないんですね、このバカ
なんで、このドクズ共の為に死ぬ必要あったんですか?ねぇ
ほんっと、バカ
ほんっっとうに、ただのバカ
何故、ドクズ共のみが私の前で生き残るのか?
ああ、クソッタレな世の中になったものです
早く私に抗え、ドクズ共
(バカ、バカ、バカ、バカ、バカ、バカなミカ)
「そして私の目の前で笑うのはドクズ共が残るのみ」
笑うクズ、浮かない顔をしたクズを見て私は理解する必要もなく言った
此奴らがあの子の大切な?知るか、こんなクズが
「………………」
(術式、あぁせや、あの宝石、どうにかせな…ほんで、みかと、らふぁと、がぶと、うり、とサーと、れゔぃと、ベルとマモと、ごーると、あすのからだ、も、)
「………」
(もたれ掛かったかべに、ごんっと頭を軽くぶつける)
「…ちゃう」
(…るし、は、おらへん、…たりひん…?…やったら、いち、と、ににも、てつだってもらわな、あか…)
「……ちゃうのになぁ…」
(…………もとに、)
【ボガァッ】
「あぁ、居ましたねこのドクズ、聞きたい事ありますからとっとと答えろ」
無数の刺突の手がドクズの親玉の近くに穴を開けてそこに入る
今すぐにでもバラバラにしてやりたいが此奴は違う
「1とか2とかいうドクズがどこにいるか教えろもしくは連れてこい
顔を引っぺがしてやるさっさとやれ言え」
(もう目に理性はない)
「……………」
(答えない)
「……………」
(答えない)
「…もとに、もどさな、あかんのに」
(だってかれは、そこにいないのだから)
(そもそもたっている場所の『次元』が違う、今の状態の彼に干渉なんてできないし、声も届かない)
「………、…」
(人間の真似をし、下界におりている訳では無い今の彼は、神よりも上のもの、存在自体がねじ曲がったら異次元そのもの)
(干渉はできない、だって場所が違うのだから)
「ああそうですか心底ドクズですねさっさと消えてしまえドクズのマヌケ野郎」
元来た穴を辿ってまたあのドクズ共を探しに戻る
あのバラバラにしてやる野郎はさっさと精神崩壊を起こしてくれる事を願ってだ
逃がすかよドクズ共
どこに行った何処に逃げた世界がなんだ奴らの優しさなぞ知るか潰してやる
異次元程度がなんだ全ては私の家族が食えるようなものが何なんだ
そんな物の為に死なせたあのドクズ共が大事だと抜かすドクズの世界なぞ消えてしまえ
(繰り返しながら全てを廻ろうと探し続ける)
【………____】
「、…あぁ、るし、ひさしぶりやなぁ、なにしてるん?」
【……ミカは】
「…へーきやよ、みかはちゃぁんと弐ぃが保管しとる、他の子らも、2人が守ってくれとる」
【…あんたは】
「……ほんま、おまえはお人好しやなぁ」
【……】
「……わしなぁ、ちょお、ねむいねん」
【……】
「せやけど、いまねてもーたら、そらが起きれへんくなってまうやん…?ちょっとばっかつらいねん」
【…かわりはできないぞ】
「せやなぁ、やから、そらがおきてから寝るつもりなんや、やからそのあいだ、そらと、いちと、にぃ、たのんでええ?」
【……さわれないぞ】
「わかっとるよ、へーきや」
【…わかった】
(そう告げると、美しい堕天使は、姿を消した)
・・・・・・・・・・・・・・
随分前から思考は一つを目標にしてその他は停止している
その為の思考だけは未だに烈火を燃やした
あのドクズ共は何処だ
「…………」
(じゅつしきから、そとには、でられない)
「………」
(おじいさま、は、いない)
「………」
(いちくんも、にくんも、いない)
「………」
(あぁ、これが、さびしいというのかな)
(膝を抱えて瞳を閉じる、彼女にはもう、眠るという行為はできない、だから、それは瞼を動かしただけの行為)
…………
多分、見えてない
けれど それでも側にいると決めている
また一度、触れられない手をもう名前もいらなくなったその人に伸ばす
無意味な仕草が、少しでも和らぎになると思って
「……あいたいなぁ…」
(きっと、いままでのぼくさまちゃんがのこしためもちょうをみれば、いまならまだおもいだすかもしれない、でも、それもいまはない)
(だから、おもいだせない、だけど)
「……どこに、いるのかなあ」
(いっしょにわらってくれたひとがいた、ぼくをさいごまでまっててくれた、あのこ)
「…あやまらなきゃ、なのに、なぁ」
(表情筋を動かすことも出来なくなったその顔から、一筋の宝石のような涙が零れた)
…………
体、もう何処にもない
何てことをしてしまったものか…何よりも私の体がなければもう…
目を背ける、静かな時が過ぎる中…自分が泣こうとしているのに気づいた
……人の為に流す涙なんて、自分に残っているはずないのに
「、…?」
(ゆっくりと、床に手をつけなにかなもたれながら、たちあがろうとする、もう、歩き方も思い出しづらい)
「………あぁ、そうか」
(それでも、なにかにたよりながら、ふらつきながらも、あるく)
「……そっかぁ…」
(ふわりと、頬に振れるように、手を伸ばす)
(みえてなどいないし、わかるはずもない、ただ)
「……ずっと、ぼくと、いっしょにいてくれてありがとう、…だぁいすきだよ」
(そうつげる、それだけをつげる、むりやり、ゆびで口角を上げ笑う真似をする、それは、ぶかっこうながらも、彼女が初めて見せた、心底からの笑み)
……………
酷、せめてそれは私だけにして欲しかった
何故か触れているように感じる両手で、この人の頬を持って…
……忘れじの言の葉よ、私が魂よ……
どうか、彼女に安らぎあれ…
・・・・・・・・・
聞けど探せど、姿は見えず
その間にも業火は収まりを知らずに燃え広がる
何処に逃げようが絶対に幸福なぞ得させるものか
濁った決意は強まるばかり
『あれー、ニャルちゃん何してるの?』
(素知らぬ顔で異次元の中花壇に水をやっている)
『『宙(様)』』
「!…いちくん、にぃくん」
弐『ただいま、そら』
壱『ただいまもどりましたぁ、なにをなさっていたんですか?』
「……なん、だっけ?」
壱『……ささ、もうじき儀式が始まります、戻りましょう、宙様』
「うん、そうだね」
弐『……………………』
弐『…宙』
「!、…?にぃくん…?」
壱『………私、先に行っておりますね』
「?うん、わかったよ…にぃくん?」
弐『……そら、今回は、今までとは違う、俺たちの目的を、果たすんだ』
「…もくてき?」
弐『…理想郷、…アヴァロンで、お前を取り戻す』
「…あゔぁろん?」
弐『………そっか、今のお前は、しらねぇんだったな』
(すっと、膝をおり、小さくなってしまった彼女に目線を合わせる、そして、するりと彼女の頬と髪を撫で、告げる)
『理想郷(アヴァロン)は、お前の生まれた場所だよ』
「…うまれ…?」
弐『あぁ、お前はそこで生まれた、主様もそんな感じだけど、まあ、似たようなもん…っつっても、お前は、覚えてないんだろうなぁ…』
「…それは、なんかいめのぼくなんだい」
弐『………最初、一番最初、お前が、俺たちなんかに合わなかった頃の話だ』
「……ねぇ、にぃくん」
弐『…ん』
「……
ぼくって、なんかいめのぼくなんだい」
弐『……そっか、数えるの、やめちまったんだったな、そら』
「………」
弐『…………おまえは、なんかいめって、言えばいいんだろうな、主様のお年なんかよりは、全然少ない、けど、人間が、普通の人間が耐えられるほどの数なんかじゃない』
「………」
弐『……約、1京、多分それよりおおいかも、軽く見積った数だから』
「………そっかぁ」
弐『……』
(顔をふせる、こんな小さな彼女に、向けられる顔などない)
>>96
「………カレンですか」
少しだけ、業火が収まるのを感じた
…結局、2人だけに戻ってしまってはいる、それでも…カレンだけは近くに居て…
「…いえ、少しだけ……気が穏やかでないだけです…大丈夫、すぐに良くなりますから…」
「……ねぇ、にぃくん」
(きゅっと、小さな手が、弐の手に触れる)
弐『…__!』
「…あたま、なでておくれ、がんばったねって、えらいねって、ほめておくれ、いっぱいいっぱい」
(それは、普通の幼子がもつ、普通の、彼女が願うことすら許されなかった願いだった)
「………っ」
(彼女は、弐に目を向けない、自分がこんなことを告げることを、許されないとおもってしまっているから、どうせすぐに、取り消そうとしてくるだろう)
(だから)
ポフンっ
「っ…、…?」
弐『…いいよ、それくらい』
(俺は、そう言って、宙を抱きしめた)
>>100
…………………
それを聞き、眺めているとしても…
試みが、うまくいくとは思えない
…………
何となく、分かるのだ
…この人に渦巻く運命と意識、そして守ろうとする者たちの行き違いが、
決してかみ合うことのない歯車と、答えへと辿り着けない混沌の運命が
この人に幸せなど運ぶはずもないのだと
弐『偉かったな、ごめんな、我慢ばっかりで、何回もこんなことさせて、ごめんな、ほんと、宙はやさしいな』
(ぎゅうっと、その小さな体が壊れないよう、けれど力強く、優しくだきしめ、頭を撫でる)
「………」
弐『そうだよなぁ、…こわいもんなぁ、ほんとは、ずっと、いやだったよな、…でも、俺たちを、大好きでいてくれたんだもんな…ありがとうなぁ…』
(優しく、優しく、告げる、彼女を壊さないように、どうか満たされてくれるように、これ以上、寂しくさせないように)
「……、…、」
(はくはくと、なにか言おうと、でも、声が上手く出ないのだよう、口を開けたり閉じたりを繰り返している
その美しい瞳には、涙の膜が張っていた)
弐『………(あぁ、)』
(泣くことすらも許されないと思ってしまっているなんて、世界は、俺たちは、)
(どれほどのことを、この小さな体に、押し込んでいたのだろう)
………………
従者となった、懸命に尽くそうとしてもこの人には偽りの感情しか浮かばなかった
命を投げうって肉体を捨てた、そして少しだけの癒しを私はこの人に捧げることが出来た
……あと、何をいくつ捨てればあの人への救いをもたらすことが出来る?
…何を奪って捧げればあの人を幸せに出来る?
否、それは否だ…救おうと努力をして与えられた幸せを…あの人は受け入れることを…
…
苦悩、それを考える中で壱さんの顔を思い出した
…あの人は…多分私に似ているんだろう
だから…私は…私と…
壱さん、あなたと一度だけ、面と向かって話したかった
嫌悪を纏うその意思に、尊敬していたかった
あなたこそが、守れる人だと言ってあげたかった…
『そっかぁ、そうだよね、安心してよ。少なくとも私はニャルちゃんの味方だからさ。』
(ふわふわと宙に浮かぶと、手を翳し、その場所にモニターが出来る。そこから『あの二人』の会話が映し出されている)
『それじゃ、見届けようか。悲しい悲しい拗らせた物語をね。』
>>105
壱『あぁ、それは無理ですよ、私たちは、相容れない、私ってとても性格が悪いですから』
(あのふたりに聞こえないように、そういいはなつ、目線はむけない、ただ、そうつげる)
壱『あなたはね、いい人だったんですよ、だから嫌だったんです、だって、いい人であればあるほど、宙様が別れを悲しむじゃないですか』
(必ず別れるであろうことを知っているのに、仲を深めるだなんて、そんな酷なこと、あんな小さな子に、させたくないでしょう、と、無表情のままそう告げる、きっと、これが素なのだ、貼り付けた笑みなどではない)
(目まぐるしく宙と壱の会話を映し出しているモニターを一瞥しながらスナック菓子を食べて)
『ふーん、つまんないなぁ....もっと修羅場るとかないの?なんかさぁ....』
壱『というか、盗聴盗撮だなんて、悪趣味ですよカレンさん』
(声には出さず、思念でカレンにそう告げる、きっと見られているということに気がついているのは、彼だけだろう)
壱『そして、あなたの趣味を願われましても、あなたのそれ、ただの願望でしょう』
>>107
…………………
壱さん、それでもあなたは私が尊敬しなければならないお人です
私などという存在が、どうしてあの人を「守る」などと…大義を果たせましょうか
それが出来るお人…意志も力も、心をも持ったあなたさまのみが陰で出来ること
…私に出来ることといえば、大を捨てて微々たる安らぎを捧げるのみ
……無礼を幾らでも詫びます、壱さん
『いーじゃん別にさぁー....私はとりあえず面白ければセーフだと思ってるし、わざわざ私の事を気にする必要も無いでしょーが。』
(腕を軽く振り、胸元にあるブローチを鞄に詰めると)
『やる事ないしぶっちゃけ退屈しのぎなんだよねー、どうにかならないかなぁ』
>>110
壱『…はぁ、そういうお人好しなところが嫌いなんですよ、私は』
(ぱっぱっと、手を振る)
壱『あの方を守るなどということは、私共にもできません、出来ないから、弐が宙様をあんなにも強く抱き締めているのです、…あの人も…主様もわかっているでしょうに…』
(ギリッと、唇を噛む)
・・・・・・・・
隔てた空間を越して、あの憎らしい憎らしい悪魔の気配が脳裏に翻る
あの子を…あの子を…………
【めりっ】
みーつけた。
(虚空に刺突が食い込み砕き、確かにそこにある場所へと抜け道を暴きだした)
>>111
壱『…じゃあ、とりあえず修羅場でもなんでもない報告をひとつ、…ミカくん、時期にお返ししますよ、堕天状態は変わりませんが、霊力を捧げただけですので』
(面倒くさそうにそうつげる)
>>133
「「はいはい〜、おねーさんストップ、ストップ」」
( 翡翠の彼女はにこりと笑いながらニャルちゃんの腕をつかむ。群青の彼女は軽い結界をはる )
>>112
……………
…あの人を根本的に救う事…それは最早壱さんたちも好きな言葉、「無駄」に近いもの…
守る事は微々たる効果、そうしても困難、辛うじて寸分の時を生き長らえるのみ
…私たちがやっている事…それはもう、死に際の彩りでしかないのかもしれませんね
…ちっぽけな魂一つで、どれ程花を添えられるものか…
『おっ、そうなんだ、ありがとねー退屈しなくて済むわー。』
(いつもの朗らかな笑顔に戻ると、けらけらと嗤い始める)
『これで更にエキサイティングでクールな日常が送れそうだね!』
(一瞬凛々しい顔付きになり、テンション高めで振る舞う)
【ぴた】
「…………」
続ける事はできたろうが、意外な人物が止めてきたのを見るや動きを自分でも止める
「…何用ですか?」
『ま、世界に干渉するなんて難しい事だよ。』
(ニャルちゃんの背を見て、少しため息を付きつつ、)
『やりたい事があるならやってみたら?やればなんとかなるかも知れないよ?』
>>117
壱『はいはいそれはどーも、私的にはたいして面白くもないのでもう切りますね、ついで、まぁ、ミカくんの見た目の状態は、霊力を無くしたことで回復するまでは幼体になっていますでしょうけれど』
(精神も幼いでしょうから、その辺はそちらでお願いします、と、投げやりに告げ、思念を切った)
>>188
「このままいくと色んな所に支障がでちゃうよ旧神様?」
(にこにこ笑いながら手を話彼女を見つめる。今の彼女たちはいつもとは違い白いローブは羽織っておらず、腕や首、足に至るところにある文字を隠していない)
>>116
壱『…受肉程度、簡単にできますでしょうに』
(ぼそっと、そうつげる)
壱『ここは、宙様のため、『死』などの概念をひん曲げています、多少のむり程度ねじ込めばどうにかなりますよ』
(物凄く嫌そうに、そう吐き捨てる)
(白色の金の縁取りが入ったフードの付いたマントを羽織り、胸元に付いた銀色のブローチを一瞥すると、)
『....ふぅ、相変わらず、切り札はいつだって悪手だなぁ。』
>>121
「…………・・・・・・・・」
言われて、やっと冷静に全てを考える思考を取り戻して…
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今、私は何をしようとした?無理やり死をひん曲げた空間と現世を繋げようとした
【ヨグ・ソトース】は間違いなく怒りを覚える
そして小さな存在ではない悪魔と天使を虐殺しようとした
『大御所様』は激怒するだろう
………………………
冷や汗が止まらなくなって力が入らなくなってきた
これらに関連する同僚が何人いるというのだ
私どころか…星が…地球を含めた複数の星が………
気付けば、私は止めた2人に頭を深々と下げていた
>>122
………………………
それ、壱さんが望んでる事じゃありませんね
私だって我慢できますよ、あなた程出来るとは思えませんけれど
…ピリピリするのも、目的と健康に良くありませんよ?
今度、盤遊びでもしましょうよ、スッキリ出来ますから
>>124
「全くだよ、こっちは神様一人消えるたびにもの凄い痛みが走るんだから」
(落ち着いた相手をみて翡翠の彼女はぷくっと頬を膨らませる)
「時間を止めるかどうかめっちゃ悩んだんだよ!ねっ!後輩君!!」
「ですね、まぁ名前が消えるとものすごい痛いですからね」
壱『……』
(その言葉を聞き、目を貼り、さらに、物凄く嫌そうな顔をする)
壱『っだっから嫌なんですよあなたは!!』
(そしてそのまま顔を赤くさせ、2人に聞こえない程度でさけぶ、どうやら、さっきのは彼なりの精一杯の後押しと助言だったらしい、ひん曲がっているというのはこれだから…)
>>127
「ひゃっ」
…………
(…肉声?)
「…申し訳ありません、壱さん…随分と私は低脳だったみたいですね…」
(…受肉…一体いつ…?)
驚いた拍子に受肉したらしいが、中途半端なのか半透明
「…sorry」
返す言葉無くカレンの前で深々と頭を下げる…
壱『ふんっ!これだから!これっだから!!もう私は知りませんからね!!』
(顔が赤いまま、そっぽを向き、どこかへ行ってしまった)
「あぁ、壱さん、待って…もっと謝りますって…」
【体が動かない!】
(…足に重りでもつけてるんですか…?)
んなわけが無い、足だけ完全な受肉をしているだけで…
『別に良いっての、誰の為にもならないよりかは、これで良いんだよ。』
133:ニャルちゃん◆.s:2019/06/08(土) 22:02 「……………」
(呆然とした脳内整理も兼ねてカレンの近くに座る)
「…………」
弐『………』
(…いったか…)
弐『…そら、ちょっと、部屋行くか』
「……?」
弐『へーきだよ、いろいろ、話をしよう』
(そう言うと、宙を抱き上げ、場所を変えに、あるきだす)
弐『………』
(……やっぱり、まだいたんだな)
(弐の瞳は、覚めきっていた)
「……………」
(受肉…どうすれば解除できるやら…ぅぅん)
動けない
『....ぁっ、ニャルちゃん大丈夫?自棄に辛そうだけど。』
137:ニャルちゃん◆.s:2019/06/08(土) 22:13 「…………まぁ、じきに良くなるとは…思います」
(頭を抑える…)
「……喉乾きました」
(手持ちの荷物からミオレンジを取りだし精製したミキサーに掛けコップに入れると)
『ヨシッと、こんなもんかなー。いる?』
「………………やっぱり、私」
(受け取る)
「…何も出来ませんねぇ」
悲観
『そんな事ないって!ニャルちゃんは神なんでしょ?神といえばRPGの裏ボス!超常現象の黒幕....いやぁ、ロマンチックだね....』
(瞳を輝かせ自分の手を握る)
「……カレン、貴女はその上を行っている筈です」
(甘い味を下の上で転がす)
言葉に少し笑う
『いやいやそんな事はないよ。』(手を小刻みに振ると、)
『私は普通の大天使だもん、普通に悲鳴もあげるしお化けも怖い乙女だよ?』
(そんな柄じゃないだろと内心思いつつも、元気付けるかのように言う)
【ブッ】「………え?」
(一瞬喉に飲み物を詰めてむせる)
「……今度…お化け屋敷…行きませんか?」
何か、期待してしまった
『えっちょっ....あ、嗚呼うん、別に良いけど。』
(取り繕ってはいるが表情が引きつっており、やや怯えたかのような顔をしている)
「………………ああ、これ…ありがとうございますね」
(容器を返す)
『ありがとね!』(容器を受け取ると、鞄の中に詰める)
【そろそろ寝ます】
…(監視中)
148:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/09(日) 06:34 >>147
【デューちゃん復活してて草】
(過疎ってる)
150:虹香彩目◆yk:2019/06/09(日) 09:23 >>149
【なんか居て草】
「……………」
どうせ、掃除も終わらせてある…
昔の様に自由気ままな気分、滅多に自分には味わえぬ気分
それを肌に感じながら、街を歩く
…その前に、人目が私の服に集中するのをなんとかしたい
(ニャルちゃんの隣に飛んでいくと)
『そういえばニャルちゃん、そろそろ服買いに行かない?今のニャルちゃん正直コスプレみたいだし、シックなコルセットとかロングスカートとか似合うと思うんだー♪』
(近くに本店のある大人めで上品なブランド『Raitoudo Kurun』を指差し、)
…………
(わっ)
「…カレン、それは良い提案なのですが…少々、私はセンスが壊滅的です」
実際、全く違うデザインの服を持ってない訳だし
(ニャルちゃんの服装は割と独創的だが、本人自体は端正な顔立ちをしているのでそこまで酷くはなっていない事に気付くと、)
『大丈夫だってニャルちゃん!何なら私が選ぶから!』
「…ええ、出来ればそうしてもらえると私も安心できます」
唯一持っていた隠し武器、ナイフのホルダーを脚から外す
(……よくよく考えてみれば…私とは随分と洒落っ気のない服ばかりを…)
そら「……、…、…、………」
(キョロキョロと当たりを見渡している、もう、なにも残っていないのだろう)
壱『……【天】』(パンっと手を合わせ、目を閉じる)
弐『……【地】』(パンっと手を合わせ、目を閉じる)
(さぁ、儀式を始めよう)
「…………」
「……………………」
(受肉してから、23時間…)
動けない!
「………………(汗)」
解除の法、動く法、全てが分からずただ悶々と時を過ごすのみ
壱『【真名、祖は全てを始めるものなり】』
弐『【真名、其は全てを終わらせるものなり】』
壱『【真名、其は全てを戻すものなり】』
弐『【真名、其は全てを還すものなり】』
壱『【真名、其は全てを護るものなり】』
弐『【真名、其は全てに仇なすものなり】』
『【悠久を越え、我等が理想郷へ】』
『【来たれ、来たれ、我等が夢よ】』
『【来よ、来よ、来よ、そして願え、そして祈れ】』
『【今こそ、封を解くべきと知れ】』
『さてと、その前に....』(受肉の術式を刃物で滅茶苦茶にして無理矢理解除すると)
『先にあのクソ野郎をどうにかしとこっか!』
「………すべてをすてよ、すべてをささげよ」
(そう、唱えた瞬間バキリと)
そら「____!」
(全てが壊れた音がした)
割れる、破れる、われる
(木々が絡んでいた、別の場所で封じ込まれていたあの宇宙のような宝石に、ヒビが入る)
われる
(そのなかで眠る少女には届かない、だが、その少女だけを外して、宝石のヒビは広がっていく)
かれる
(絡んでいた木々たちが、次々と枯れてゆく、まるで、宝石が全てを吸い取るように)
「……おきぃや、……____」
(かれは、かのじょのなをよんだ)
理想郷
全ての根源
全ての終着
それが、アヴァロン
それが理想郷(癒しの地)
バキンと、宝石が割れた
………………
(…今、肉体が大変なことに…)
「…カレン、この幽霊になった私みたいなのは誰ですか?」
普通に付いてきたのが旧神
『うーん、それはニャルちゃんのある意味器みたいなもんかな。可愛いでしょ?』
(ニャルちゃんに良く似た幽霊?を撫でると、)
『無理矢理術式を破壊しちゃったからこうなってるけど、すぐ戻るよ。』
166:◆RI:2019/06/09(日) 20:05 壱『…、っ…』
弐『…っ!…っそら!…!?』
(儀式が終わり、術式も消える、その中心にいたはずの少女は、あとかたもなく消えていた)
弐『…そ、ら…』
壱『…っ!!ぬっ、主様っ!!これはっ…』
ぽた、ぽたたっ…
『『っっ!!!?』』
「……、…、……」
(ごぽりと、口から血がこぼれる、口を抑えていた手を伝って、血が地面にぽたぽたと落ちる)
弐『っ主様!!』
壱『っ、やはり、っお体に負担が…っ』
「……、…」
(支えようとしてくる使いを手で制し、何度か咳き込みながら、手を口から外し、その手に伝った血で、地面に術式をひとつかく)
「………めぇ、さましぃや、……____」
(そう告げると、彼は意識を失った)
『『主様っ!!!!』
【………………】
(________________ぼくのかなた)
>>165
「…私はこんなもの作った覚え…ぁ」
(……あの時引っぺがした…ああ、コレだったか)
[……ん………]
何かを感じて?その何かを感じた場所…あの人の所へ
「……」
「………」
(気分がとても悪い、まるで自分が自分であると思えない)
「………」
地獄へ…地獄へ…
「…」
(幻聴は聞こえ続ける…私がやろうとしている事はそれじゃ無いというのに)
叩き落とせ
「………」
(理性、それを保つのも辛くなってきた)
『?んー、ニャルちゃーん?』
171:ニャルちゃん◆.s:2019/06/09(日) 20:26 >>170
「………幽霊の方はどこかへ向かう様です…如何しますか?」
(…やっぱり、嘘ですか)
幽霊苦手の一言が嘘だと気付いて少し落胆、
カレンの隣で腕を組みつつ上記
[……………]
肉体がなくても歩いてなかったから慣れない、遅い
全て
(ドゴンッッッッとまるで鼓膜を引き裂くほどのとても重い音が空間中に鳴り響く)
『『っっ!!!?』』
「……」
(その音に、主を庇うかのように抱きしめる、なにが、どうして)
【____かなた】
(そして、とても美しい音が、…声が、ひびいた)
『嘘じゃないよ、ただこれはあまりにも意識がはっきりしてるから、幽霊感しないんだよねー』(とりあえず付いていこうかと促す)
174:◆RI:2019/06/09(日) 20:30 『……、…』
(息を飲む、とは、こういったことなのだろう)
【____かなた】
(一糸まとわぬ姿のその女性は、長い純白と、宇宙のような色合いが裏表で揺れている髪をなびかせながら、彼に近づく)
『……、…っ、…』
[…【すてんっ】……あっ…これの方が…]
四つん這い、そんな状態で目的地へ
確かに速くはなっているが、何せ格好…
「…………」
「私は絶対にあんな事しない」と、目でカレンに訴えつつ
促しに応じて歩き出す
(するりと、意識を失っている彼の頬を撫でる)
【____かなた…かなた____あぁ、ぼくのかなた】
(そうして、彼女は彼を抱きしめる、愛おしげに、優しく)
【やっとあえた____ぼくの《宙(かなた)》】
『うーん、姿はニャルちゃんなんだからもう少しレディらしい振る舞いしてほしいなぁ....』(と言いつつ自分も抜き足差し足で追跡している)
178:神々の御使い◆RI:2019/06/09(日) 20:35 『『…、……』』
(その様子を見て、同時に、1歩下がり、片膝をつき、頭を垂れた、そうしようと思った訳では無い、『そうしなければ』と本能で動いた)
(あぁ、お帰りなさい)
【かなた、あぁぼくのかなた…】
(彼女が何度呼んでも、彼は目を覚ますことは無かった)
【……ぼくのかなた、あぁ、あぁそうか…またねむってしまったんだね】
(彼は、自分の願いを叶えた瞬間にまた一時の眠りについてしまった、なんて酷なことだろう、愛しき彼女は、そして彼は、まだお互いの瞳を合わせることが出来ないだなんて)
【あぁでもだいじょぶだよ、ぼくのかなた、もうぼくは、きみをおいていったりしない、もう、ねむったりしないからね】
(そう、慈愛を込めた声と笑みをしながら、抱きしめた彼の頭を撫でる)
(これほどまでに美しく、神聖な瞬間など、きっと、どこにもない)
数分の間……
[近い…近いけれど……んん]
感じる気配に何か思うところがあるらしいが
態勢とスピードを変えずに進み続ける
「……………」
(…気配的に…けれど…)
とても、とても大きい気配
まるでおとぎ話の巨大な蛇の様な…
今、持っている武器はチタン製のナイフが6本、しかし…
正直、戦力がどうとかはどうでも良い
1人で事足りる人物が隣にいるんだもの…
『……あぁ、どうしてこんなときに』
『数は3…しかもしってる』
『そうですねぇ』
(そう言い、たちあがる)
【………】
(彼女はそんな2人に、視線だけを向けた)
『…少々、お待ちくださいませ』
『大丈夫、邪魔はさせないけど、戦ったりはしない』
(彼女はその返答に、またも美しく微笑んだ)
『甘く見ないでよ?私達、二人で一人前なんだからさ!』
(軽くお祈りをすると身体に世界樹の神が宿り、全能力向上の効果を与える)
[…………ぅん?]
確かに、近くなっている…近い…のに
[………]
足が遅まる、あの人が私を拒否している様に感じた
>>183
……………
最強が何を言うかと思いながら、
ことを荒立てぬ様に考えを頭に浮かべる
壱『…あぁ、まったく、ここでしたか』
(とんっ、と軽い音とともにじめんに足を下ろす)
弐『…てめぇら、暇かよ、こんなとこにまできやがって』
(こちらはまだ翼を広げたまま、彼女達にそうつげた)
『おっ、随分と威勢が良いじゃん神の犬。遂に私達にひざまずく気になったかなー?』
188:神々の御使い◆RI:2019/06/09(日) 21:05 弐『……』
(なにこいつ…という目で見ている)
壱『まったく、盗聴盗撮の次は不法侵入ですか…すこしは常識というものを覚えなさい、大天使』
(はぁ、と片手を額にやり、わざとらしくため息を吐く)
『あらあらぁ、勝手に条約とかもかなぐり捨ててる人間に常識説かれるなんて思ってなかったわー、その言葉そっくりそのままお返しするね♪』
(相変わらずのニヤケ面で嫌味を言う)
『人道説くならもう少し模範になる振る舞いしなよ、頭悪く見えるよ?』
[…ぉあ!お二人様!]
慌てて立ち上がる
「……………」
不動、カレンの隣で腕を組む
[この気配…あの方々が元気になられたんですか]
何かが達成された、そんな興奮しつつも落ち着いた様な感じ
「…………」
壱『挑発は嫌ですよぉ、その程度の嫌味を言われてしまえば笑ってしまいますゆえ』
(ふふふ、と整った笑みを浮かべる)
弐『……』
(こっちにも似たよう性格なのいた…という表情)
『そっかぁ、いやぁ、貴女方は自分の主人とやらの恥晒しになるような振る舞いしか出来ないのかな?人に嫌味言う以前に礼儀作法を一から学んできたら?』
194:神々の御使い◆RI:2019/06/09(日) 21:18 『『………』』
壱『ええ、そうですね、とりあえず思ってもみないほど、上手く終了いたしました』
弐『……壱』
壱『まぁよいでしょう、終わったことだけ話すくらい』
弐『……』
>>193
壱『ふふふ、嫌味ばかりはくのはお互い様でしょう?とんでもないブーメランですよそれ、もしかしてお気づきになられていない?まぁ、なんと哀れなのでしょうか』
弐『おまえらなんでそんな仲悪いの…』
「 わぁ!弐くんと壱くん!!ちょうどいいところにって、あれお取り込み中? 」
( 相変わらずにこにこした表情のままその場に二人の野良が姿を現す、今の彼女たちは白いローブは羽織っておらず身体中の文字が他人からも見える状態だ。 )
「……………」
悪魔の方と、何か共通の気配を感じて苦笑い
[…そんなそんな!壱さん!私如きに話すなど勿体無い上に迷惑が!]
「…………」
(…愚かな時の私に似ている…)
弐『……なんなのおまえら、なんでふえてくの』
壱『あー…弐ぃ、もうやめますので、ええ、すみませんね、胃薬飲みます?』
弐『飲めねぇの知ってて言ってんだろころすぞ』
壱『ごめんなさい』
弐『…お取り込み中だけどなんだ、用件』
壱『というか、…いえ、なんでもありません、キリがなさそうですので』
>>195
『うーん、原始人並みの教養しか持ってない貴女に言われても説得力無いなぁ。その無知で無能な頭働かせても大した事言えないよね。』
(哀れみの目線を向けると、口元に扇子を当て軽く笑う)
『そろそろヒートアップしそうだし、ニャルちゃんの話聞いたげてよ。』
202:神々の御使い◆RI:2019/06/09(日) 21:27 弐『………』
(なんでどいつもこいつも同時に物事を進めようとするんだ、俺は聖徳太子でもなんでもねぇんだぞ)
壱『弐ぃ、だだもれですから』
【そろそろ寝る💯】
204:???:2019/06/09(日) 21:29 >>198
「 えっとね、用件は簡単なんだけど、弐くんと壱くん絶対に怒らない? 」
( いらいらしているのを感じ取って少し申し訳なさそうにしながら )
「 もしこのお願い叶えてくれたら消して欲しい誰か消してくるからお願い!ねっ、後輩君! 」
「 えぇ、ってえっ? 」
『『いやべつに消して欲しい人いないし』』
壱『それに本気で消したい奴は自分の手ずから潰すのがいいんじゃないですか』
弐『……で、用件を先に言え、内容による』
「 ローブと手袋なくしたからもう一回つくって欲しいなぁって、ほらあれ認識薄めるとか色々あったじゃん 」
( ぱぁっと顔を輝かせつつ、用件をつげる )
『『………』』
壱『はぁ、なんでそのていどで怒ると思ったんですかねぇ…』
弐『ちょっと待ってろ、取ってくる』
(翼を広げ、弐が飛び出した)
壱『そのくらいなら構いませんよ、にしてもなくしたって…なにしたんですか』
「 うーんとね、この神様に呼ばれて多分野良として活動してた時かな?仕事終わったらなくしてたんだよね、私はともかく後輩君まで 」
( 腕の文字を一個一個確認しつつ、見つけた文字を見せながら )
壱『おや、それまた珍しい、ま、なるべく無くさないように、結構特別なものですからね』
210:神々の御使い◆RI:2019/06/09(日) 21:43 壱『…、あ、そう言えば…』
(ちらりと、後方を見る)
壱『……』
(まぁ、まだ、二人っきりの方がいいでしょう)
「 知ってるよ!それくらい!!てか壱くんたちがこんな所にいるなんてめずらしーね、大天使とかもいたみたいだし、 」
( ぷくっと頬を膨らませ反論する )
「 まっ、嫌われものの野良ちゃんたちにはかんけーないけどね 」
壱『…まぁ、事情がありますゆえ、儀式はここでしかおこなえませんから、そーれーと』
(トンっと彼女の額をつつく)
壱『何度言ったらわかりますー?そういうことを正しい存在ではない私たちの前でくらい言うのをやめなさいと何度も言っておりますでしょう?』
弐『すまん、今戻った、……?なにやってんだおまえら』
(ローブなどを手に抱え、地に足をつける)
>>212
「 はーい、わかったよ〜、壱くん 」
(たいしていたくはないが痛がるふりをして)
「あとおかえりー、弐くん、」
弐『ただいま、ほら、これ』
(ローブたちを前に出す)
弐『あんまり無くすなよ、あまりはまぁあるにはあるけど』
(むげんじゃないからな、とひとこと釘をさしておく)
「 おぉー、ありがとー弐くん!はい、後輩君も 」
「 ありがとうございます… 」
(ローブを手渡しながら群青の彼女のほうも頭を下げ)
「 ねぇねぇ、なんで弐くんも壱くんも私たちに優しくするの? 」
( 不思議そうに神から恥など罵られる嫌われものの彼女たちは不思議そうに首をかしげる )
壱『…優しいですかね?』
弐『さぁ、まぁ少なくとも、ほかの奴らがお前らをなんで嫌がるからわかんねぇっつーのはある』
壱『ですよねぇ、この子達が恥であれば私たちはどの立場に留まれば良いのかわからなくなります』
「 うーん、なんか自分のものにはやらせない仕事をさせるかららしいよ、名前つけてくれたのは向こうなのにね 」
「 それに、こんな風に接してくれるの弐くんと壱くんだけだもん 」
( いつもような胡散臭い笑顔ではなくちゃんとした笑顔で笑いかけ )
弐『そーか、まぁ、お前らはこいつみたいなのとちがって可愛げがあるから、嫌いにはならねぇよ』
壱『んふふ〜、こいつみたいなのってだれのことなんですかねぇ』
「 そう?…まぁ、壱くん性格はちょっとあれだもんね 」
「 …可愛げ、先輩は分かりますけど、私にありますか? 」
( 二人ともおのおのの感想をのべ )
弐『あるある、とりあえずだまって褒められてろ』
壱『そろそろ理不尽極まりないのですけれど』
弐『……壱』
壱『?……あぁ、そうですねそろそろ、参りましょうか』
弐『…おまえらもくるか?主様のとこ、つっても、もう眠ってるだろうが』
「 …なら、よかったです 」
( いつもの無表情な表情が少しゆるみ )
「 だって壱くん、性格くっそわるいじゃん?私もだけど 」
( 悪戯っぽくわらいながら )
弐『お前はこいつほど悪くねぇから安心しろ』
壱『シンプルにひどい…』
「 行けるなら行きたいけど……私たちなんかが着いていっていいの? 」
( 少し不安げな表情で見つめ、そのあとお互いの手を繋ぎつつ )
>>224
「 弐くん、そろそろ壱くん可哀想かも… 」
「 あっ、後輩君にフォローされてる、いいなぁ 」
(着眼点が地味にずれている)
「……貴女はどうするのですか?」
[壱さんがう迷惑しそうですし 遠慮しておきます]
弐『あぁ、ついてこい、ほかの神は面倒だけど、お前らがいい子なのは知ってるからな』
壱『…まぁ、多少の不満が今先程作られましたが…いいでしょう、では、行きますよ』
壱『なんか私のせいみたいに言わないで頂けますかねぇ、来たいならどうぞお好きに、あぁ、そこの旧神も、どうぞ』
230:???:2019/06/09(日) 22:23 「 本当!?じゃいく! 」
( 片方は少しだけ口角をあげ、片方は満面の笑みを浮かべ二人の後ろをおう )
『……失礼致します、今、戻りました』
(着いた先の行き止まりに手をかざし、そう告げる、するとそこに門があらわれ、先が開く、そしてそこにいるのは)
【………】
(その美しいかみを気にすることなく地面に広げ、膝枕の状態で、眠った彼を支ている一糸まとわぬ、美しい女性がいた、面影は、残っているし、『あの子』を正しく成長させたらきっとこんな姿になるのだろう、その宇宙のようなひとみに、吸い込まれるような感覚を覚えさせられる)
( 門の先にいる彼女に二人とも深々とお辞儀をし、フードを目深に被る。穢れた私たちがその姿を晒してはいけない )
「「 本当にねちゃったんだ 」」
( 遠目からみてぼそりとふたり呟き )
【………】
壱『ん?…あぁ、そうですね』
弐『…?何してんだお前ら、早く来い、というか、服ないかな、さすがにそれはまずいだろ』
【……?】
「……………(おいこら、私を盾にするんじゃねぇです」
[仕方ありませんよ あんな御姿の前で魂のかけら一つの体なんて見せられません]
腕を組んだ旧神を前にして気配のみを感じ取る幽霊
>>233
「 いや、なんか別になんでもない 」
( 二人にそっと近づき )
「 ……本当に近づいても大丈夫なんですよね? 」
( 二人とも恐る恐る近づき )
>>234
【……!……】
壱『?はぁいなんでございましょうか』
【…ぼくの、かなたを、…たのめるかな】
壱『……はい、心得ました』
(眠ってしまっている彼を壱に抱き上げてもらい、たちあがる)
【………】
(そして、幽体の彼女に近づく)
壱『いいですよぉ、あの人も良いそうですし』
(彼女を見ながらそうつげる)
弐『…まぁ、おわったら屋敷直行だな、もうちょい綺麗なところで眠らせねぇと』
「 …また、寝ちゃったんだね、お爺様 」
( 二人ともそっと寝ている彼に近づき、 )
「 先輩? 」
「 ううん、なんでもないよ、後輩君 」
( 寝てしまった彼とある一定の距離を保ったまま二人はぎゅっと手を握ったまま近づくか否か悩んでいる様子で )
壱『…次はいつ起きられますかねぇ…前回は、千年ほどでしたけれど』
弐『あいつのことがあるからな、あんがい早く目覚めてくれるかもしれねぇぞ』
壱『…まぁ、彼女が呼びかければ、起きてくれるかもしれませんけれど』
弐『そんなにこわいか?主様に近づくの』
(くるりと2人にむきなおり、そうつげる)
弐『そんなに怯えなくていい、お前ら大丈夫だよ』
(そして、優しく微笑む)
>>236
[わっわわわわわわわわわわわわわ]
「……………(引っ張るんじゃねぇです」
慌てて距離を取ろうとして盾ごと下がろうとし、
怪力とヘビーな旧神を少しも動かせず
>>240
「 だって、だって、私たち野良なんだもん 」
( 不安げに視線をさ迷わせながら )
「 本当に大丈夫なんですよね?弐くん… 」
【………はじめまして、『1京7385兆2536億4528万9423回目のぼく』のおともだち】
(幽体の彼女の前に立ち、ふわりと美しく微笑んだ)
>>242
弐『大丈夫じゃなかったらそもそもここに近づけさせたりしねぇよ、大丈夫だ、心配すんな』
壱『それに、近づいた程度でこの方の神性にズレが生じることはありません、お気になさらず』
>>243
弐『…!おまっ!…きおく…』
【でーたとしては、のこっているよ、ぼくのきおくではないから、あいまいなぶぶんもおおいけれどね】
弐『…じゃあ……』
【うん、『はじめまして』、そしておはよう、いちくん、にぃくん】
壱『…ええ、おはようございます』
弐『…おはよう、そら』
「 やっぱり弐くんは優しいよね 」
「 壱くんもたまに優しいですよね 」
( 二人で顔を見合わせ眠っている彼に近く )
「「 お久しぶり、お爺様 」」
[ひっ…ひゃあー…]
「ふぉひゃいきゃふぃひ(やめろやめろやめろ」
いよいよ距離が近くなってしまったので、旧神の顔を引っ張ってでも姿を晒さないように
[…見せられませんよぉ あなたのような偉大な人の前になんかぁ…]
>>246
「………」
(眠っている、答えない、目覚めない)
壱『…まったく、この方も、難儀なものですねぇ』
弐『ほんとだ、せっかく逢いに来てくれたのになぁ、持ったいねぇ』
(彼女たちの頭を撫でながらそうつげる、2人とも、近づいてくれたことが、自分のことのように嬉しそう)
弐『起きたら、悔しがるよ、主様も』
壱『「えっ!?きてたん!?わし寝とる時に!?」とか言って慌ててそうですねぇ、あぁ、あぁ、とても楽しそうだ』
>>247
【……そうか、…まぁ、ぼくは、きみのしっている1京7385兆2536億4528万9423回目のぼくではないからかおをみせてくれないのもとうぜんだろう、…あのこじゃないぼくときみは、あかのたにん…なのだから】
(すこし下を向き、ほんの少し、寂しそうにそうつぶやく)
>>248
「 寝ちゃったお爺様が悪い 」
( むすっと拗ねた表情で )
「 イザナミ様また拗ねちゃいますよ? 」
( 相変わらずの無表情だが纏う雰囲気は先ほどよりよっぽど柔らかい )
【じゅっ】っ!!
「そう言うわけじゃ…ありませんってぇ…!」
【ボキッ】
「…………………(………」
顔を掴んだまま受肉したもんだからそのまま後ろ方向に重量、
結果として旧神が仰向けに倒れた挙句顎が外れた
>>250
壱『おや、それはまずい、主様がさらに面白そうなことになってしまいます』
弐『たのしそうだな、おまえ』
壱『まぁまぁ、それはそうと、壱、宙様のお洋服、どういたしましょうか』
【……?】
(ふわりと、長い髪をなびかせ振り返る、一糸まとわぬ生まれたままの姿をずっとそのまましておくわけにも行かない)
弐『…着物、とってくる』
壱『はい、またまたいってらっしゃいませ』
【!……だ、だいじょおぶ、かい…?】
壱『あらぁ…これは随分勢いよく行きましたねぇ、というか旧神、いま顎はずれませんでした?』
「…………………【ボキッ】………(問題無し」
無理矢理顎を戻す
「…壱さんが言うようにぃ…あなたではなくて、私が
あなたと関わる事に問題がありますからぁ…えぇと…」
>>252
「 はやく起きないとまた私と後輩君忙しくなっちゃうよ? 」
「 野良である私たちに優しくしてくれるのお爺様と弐くんとイザナミ様しかいないんだよ? 」
「 あと壱くんもですけど 」
( 恐る恐る二人の小さな手で寝ている彼をそっと揺らし )
「………、……」
(眠る、とても綺麗に、美しく、まるで、作り物かのように)
弐『………叩き起す、のはむりだから、ま、待つしかねぇな』
壱『まったく、早くお目覚めになってくださいよぉ?でないと、私に唯一お優しい主様がいらっしゃらなくて、周りの辛辣度合いが増してしまうでは無いですか』
弐『そら、着物もってきたから、さっさと着付けするぞ、こっちこい、そいつにも、心の準備くらいさせてやれ』
【……うん、わかった…じゃあね、1京7385兆2536億4528万9423回目のぼくのおともだち】
(そうつげると、弐の元へ離れていった)
「…………あなたもさっさと其処のキンキラキンと話でもしなさい」
「…私の母ながら失礼なぁー…」
幽霊だった方が頭を下げ、旧神は立ち上がる
「 最初はイザナミ様も壱くんに優しかっのにね 」
(悪戯っぽく笑いながら二人で寝ている彼の手をぎゅっと握る)
「 ねぇ、壱くん、弐くん、また私達に付けた器じゃない名前で呼んでくれるかな? 」
(彼女たちが貰った最初で最後の本当の名前を)
「…………(丸く、収まれば良いのだけれど…)」
「…うぅん、じゃあ…其処で待ってます」
椅子を持ってきて、疲れたげに座る
(受肉がしんどすぎぃ…)
「……………」
(…)
邪魔は、させない方がいいだろう
外の世界を睨みながら部屋を出る
>>259
(ぼくが名前つけるってこと?もしかしてぼく忘れてる?忘れてたらごめんね)
>>56
……!
(不敵な笑みを浮かべていたが、突然ふらふらと膝をつくと悔しそうに舌打ちをする)
…お目覚めかい…?『ヴァイス』君…
…分かった。『還す』よ…
けれど、忘れてくれるなよ…!この『体』は…あくまでも僕の『器』でしか無いことを…ね…!
…?あれ…?なんで…ぼく、おうちに…!
月舟さんは…?
(意識を失い目覚めると、見慣れた我が家の廊下で困惑するが
、恩人の姿が見当たらず慌てて屋敷の中を捜索し始める)
>>262
(う…くぅ……ぐ…も、もう……限界…ダメ…ぇ)
バレない程度に布団の中で体を丸めていたが、遂に何らかの限界を…
「っっっっっっくしゃんっ!」
(あ、あぁぁあ…お…おっかさぁーん)
…布団が大きく揺らいでしまった、多分バレるだろう
青ざめながら、居るわけのない母親の事を思って震える
「……ゅ………んん」
(zzz.zzz.zzz.zzz)
椅子に長いこと座るのにすら疲れを感じ、姿勢良く座ったまま眠ってしまった
【…、これ、おもい】
弐『ちゃんとしたやつだからな、ほら動くな、ズレるだろ』
【………】
(長い髪を肩の辺りで緩く纏め、黒と青が主体の、星が散りばめられたような着物を身にまとっている、髪と瞳の色も相まって、とても神秘的)
【…うごき、づらい】
弐『激しく動かねぇから大丈夫だろ、ほら、主様のとこ行け』
「…………………ぁ、パ…」
姿勢良い座り方、なのに寝言は10秒おきに繰り返し
弐『……なんで寝てんだあいつ』
【いちくん、ぼくのかなたは…】
壱『はぁい、ここにいらっしゃいますよ安心してくださいませ、宙様』
【かなた、…うんうん、やっぱりぼくのかなたは美しいね】
(するりと彼の額から髪を避けさせ、そこにキスを送る)
【……ぼくのかなた、いまはおやすみ、また、おきたらはなしをしよう】
「………【ぱんっ」む、ひっ…ふー…」
(…ふあぁー…)
受肉体が大きく疲労を溜め込む…起きても結構気だるい
弐『……____』
(ぼそり、と幽体の彼女がに向かって何かをつぶやく、大方、『ここ』の空気に適応できていないのだろうことは明確なので、それの補助だ)
「……【ぼそり】………?…ぅ!?」
(気だる……、うっ!?)
受肉がハッキリ、生前の身体能力の殆どがリターン
「……(今のは…壱さんか…それとも…」
何かを考えつつ、椅子を片付け、その辺の掃除を始める、
その様子はどっかで見た奴そっくりのもの
【……、…あれ】
(…みえてる)
(急に完全に受肉した彼女をみて、疑問符をうかべる)
【……】
弐『……ふん』
(ちらりと弐に目を向け、あぁ、なるほど、と納得する、彼か壱になら確かにできるだろう)
【………まぁ、べつにいいか】
(こぼした言葉は、ほとんど無関心に近い色をしていた)
壱『では、私そろそろ主様を屋敷の方に』
【…うん、ぼくのかなたをたのむね】
壱『ええ、もちろんにございます』
(そう言って軽く礼をするとシュルリと、白い花弁を舞わせながら姿を消した)
【……ふむ、……うん、とりあえず、ぼくもはやくめざめないとだね】
弐『………は?』
弐『…目覚める?』
【…?あぁ、ぼくは、まだかくせいじょうたいではないから、ちからをもどすためにいろいろしないといけないんだよ】
弐『……まだ、万全じゃなかったのか』
【しんぱいしなくても、たいしたことはないから、ただちょっと、『しんぞう』をつぶすだけだよ】
弐『は???』
弐『……いま、なんて』
【?…だから、しんぞうをつぶすんだよ、かくせいじょうたいになるには、にんげんたいをすてなくちゃならないからね】
弐『……にんげ、…すてるって…』
【あぁ、にんげんたいであれば、1京7385兆2536億4528万9423回、ぼくがおこなってきたことをまたやるはめになるだろうから、てっとりばやくいきつづけるためには、やっぱりにんげんたいをすてるべきだからね】
(さも当然のようにそうつげた)
「……………」
壱さんが言う通り、私はあの人に近付く、
関心を示される事で良い結果になる事はない
…けれど、私はあの人の様子を見ておく事を望んでしまっている
それなら…?
「……」[心の中でグーサイン]
(ようし、理想的関係の成立は難しくなさそうです…!)
本来の考え通り、一切関係の無い使用人としてそこまで離れていない場所にいる事、
それならば私が思う理想的な関係…
あの人から関わられる事もなければ、一定の距離を置く私が深く関わる事もない!
壱さん達からも距離がある以上は訝しがられる事も無くなるわけだ、まさに理想的…
「…………~♪」
そう確信できれば、ただの掃除も楽しさとやる気が沸き起こるのだ
滑らかに窓拭きが進む
【ま、にんげんたいをなくしてしまったぼくは、れいたいになるのか、てんしやあくまみたいなわくになるのか、はたまたかみにちかしいそんざい、またはくぐつになるのか、わかったものじゃあないけれどね】
弐『…おまえ、それでいいのか』
【?もちろんだとも、そうすれば、ぼくはかなたにおはようとまたいえるんだから】
(にこりと、それはそれは美しく、微笑んだ)
【…ところで、1京7385兆2536億4528万9423回目のぼくのおともだちは、どうしてここにまだいるんだい?】
弐『……え、』
【ゆうたいでなくなりじゅにくをはたしたのであれば、かのじょは、ここにいるべきではない、だってにんげんなんだから、こんなところにいれば、じゅにくしたからだがここにてきおうしてにんげんではなくなってしまう】
弐『…おまえ、だってあいつとは…』
【…?…あぁそうか、かのじょはまえのぼくとしゅじゅうかんけいにあったんだったね、でも、それもはきされているんだろう?なら、かえしてあげるべきじゃあないかな、あのこがいるべきせかいに】
(悪意などない、だが善意でもない、彼女は宙だが宙ではないのだ、目覚めたばかりの彼女にとって、周りの人間は、赤の他人に等しいのだから)
そうとも知らない掃除員は…
「…うむっ!非の打ち所無しっ!」
汗を拭って掃除箇所を点検に入っていた
(…ふふ!これなら壱さんにも嫌な顔をされる事はない筈!)
弐『……おまえ、』
【にぃくん】
弐『っ!!』
【……ぼくはそらだよ、『きみたちのしっている』そらだよ】
弐『…____』
(…あぁ、なるほど)
弐『…っ…!』
(こいつは、…もう、『天川宙』じゃないのか…)
(………ふーむ
「…折角ですし…」
呑気に3人分くらいの茶と菓子の用意まで始める上、部屋の飾りっ気も改善、
一本に集中する分速度と精度は並ではない
【……まぁ、みんながあのこをここにのこしておきたいなら、ぼくはそれにどういするよ、たいしてきょうみがあるわけでもないしね、とりあえずきいてみただけさ】
弐『…そう、か』
【…ねぇ、にぃくん】
弐『…?』
【……ぼくと、宙、どっちが正しかったんだろうね?】
弐『…は』
【…んふ、なんてね、じょうだんだよ、きにしないで、さぁ、ちょっとぼくはあるいてくるよ、なにかあったら、よんでね】
弐『っおい!そら!!』
(彼女は振り向くことは無かった)
【……?うーん、ここ、やっぱりあゔぁろんとはちがうのだろうか…】
(自分の生きていた場所とはまるで違う風景に、首を傾げる)
【…これじゃあ、あまりこのからだとは馴染みが良くないなぁ…】
「……~♪」
(午後の、紅茶は、セイロンティー♪)
何もかもが楽しくて仕方がない、さっさとスコーンとクッキーも作ったし
部屋飾りも安定するように置き換え、換気もやった…
「…このてきぱき…生前に発揮したかったものです…」
お茶が少し冷える
【!…?】
(気配がして、ちかくの扉を覗き込む、そこには、前の自分の従者がたのしそうになにか準備をしている)
【………】
(ひょこりと、とびらから少し顔を出して、その様子を眺めている)
(…んむぅ?何か忘れて……あぁここ誰の部屋だろうか?)
「…まぁ、ネームプレートを置いておけば分かるでしょう!」
思い付きをすぐに実行して、三つのカップの前に2人の使いと素晴らしい人の名が…
「…さぁて!他も頑張らなくっちゃ!」
紅茶の時間の完成を見届けて、元気よく袖を下ろし、
気合を入れる笑顔をした後で出口に向かう
【…】
(随分とたのしそうだなぁ…なんて眺めている、記憶の中にある彼女と何ら変わりはない様子を見て頭を回す)
【……なるほど】
(ぽつりと、そんな言葉が零れた)
「ランペ、じゃイっか~♪【ガチャ】ケロっ……」
(さーて、次はろう……か…)
部屋の扉を開けた途端、目の前に立っていた人物が目に入って
……………絶句
【こんにちわ、ずいぶんとたのしそうだねぇ】
(にこりと微笑む)
「…あ……(いやいや冷静冷静っ!)…ご機嫌麗しゅうございます」
笑顔を引っ込めて無表情を表に出して、なるべく関心を取られない態度を表す
(……くっ…ご、ご立派になられて…うん…もう心配する事も…よぉし)
私の事を覚えていない上にこれだけ立派、それに壱さんたちも付いている…
この状態は維持するべきと心に決めながらも、心の中に歓喜とやる気が起こった
「…私に何用かあるのでしょうか…まさか、私が何か粗相でも…」
【……?どうしたんだい?なにかへんなことでもあったかな】
(『宙』に対しての行動の仕方が、記憶(データ)と違うことに疑問をいだき、相手の質問にも答えずといかける)
「…………」
(げぇーっ!ま、まさか私の事を覚えてっ…いけない、興味を示されてはっ…)
「……上様、あなた様は私の様な使用人を
気になさるお人であってはならないのではありませんか?」
目元を強張らせた使用人が、少し尖った口調で
「……あなた様には高位の使いであるお二人が付いていらっしゃる筈…
私の様などに興味を示す無意味な行為などよりも、お二人を気に掛け、
お二人が誇り、安心することのできる考えをお持ち下さい」
[…では、私はこれにて]使用人は礼をすると、人物の隣を通り抜け
【?なにをいっているの?きみはまえのぼくのおともだちなのだろう?でも、そうだねぇ…うん、『天川宙』とぼくとじゃはんのうがちがうね、つまりきみは、ちゃんとぼくとあのこをどういつとしてみてないということかな】
(ちょっとズレたことをいいながらもそれに納得しようとする)
【?あれ、でもそれなら、きみがここにいるひつようはないだろうから…ちがうのかな、あれれ?】
(心底不思議そうに首を傾げる)
「……私の事をなど、どうお思いになっても構いません、
上様には、他にやるべき有意義なことがある筈です…
どうか、あのお二人に恥ずる事をなさらないで下さい」
廊下の箒がけの手を止めて、それだけを伝える
(…どうか、お気になさらぬ様に…
【おや、こたえてくれないのかい?……ふぅん、『天川宙』がしたきみへのたいおうはかくにんしているけれど、……あぁ、なるほど】
【きみは『天川宙』を自分から突き放したいんだね】
【そういうことなら、まぁ、おもかげがある…というか、あのこのほんしつであるぼくをさけようとするわけだ、りょうかい、なっとくしたよ】
(にこりと微笑む)
【なら、ぼくはここからはとうぶんでることはできないから、もっとべつのばしょにいくといい、ぼくからもなるべくちかよらないようにするよ、というか、そもそもぼくときみとではあかのたにんだったね、ごめんよ、きやすくはなしかけたりしてしまって、ちゃあんと、あかのたにんにもどるとしよう、きみのじんせいにおいて、ぼくはひつようないみたいだからね】
(それは、善意なのだろうか、きっと彼女はつげるだろう、
【べつに、たいしてきょうみがあるわけじゃなかったからね】
と)
(けれど彼女は、とてもきれいにわらっていた)
「………それで、結構です」
正直に言えば、心外だとその場で叫びたかった、
…それをしないのは、もうこの方が宙様と呼べる方ではないと知っているから
私に気に掛けられた所で、無意味な迷惑でしか無いと分かっているから…
「…もう、お気になさらないで下さい」
(…自ずと成功の道へと進める道、それに何故問題など挟もうとするのですか…)
【うん、あ、ぼくをみたくないようであれば、いつでもいってね、きみにとってのしあわせがみつかるばしょをこちらでもさがしておくよ】
(いつか、宙がいっていた、『ヴァイルお姉さんには僕様ちゃんがいない平和なところで幸せになっていて欲しい』ということばと被る)
【きっとすてきなばしょがみつかるよ】
(とても美しく笑うと、そらは散歩に戻っていった)
(【そら】は『天川宙』である、それと同時に、『天川宙』は【そら】ではないのだ)
「……………」
上の方から離れて箒掃除を進める中…
多少の傷は付けられたが、寧ろ心は笑っていた
(…ふぅ、これで確認と安心は取れました…あぁいう型になって下さったのなら、
私など最早言う通り眼中にも無い、これならば壱さん方の苦労も少しは…)
嫌われも、好かれもしない…彼女にとってもこれはかなり良い状態のはずだ
あの人へ善意を送るのであれば、絶対に見返りが付くような事をしてはいけない、
過程で付けられる傷よりも、残る結果だ…
使用人も、変わったのだ
壱『…なんつーこと考えてるのかと思えば、あなた、結構やばいのではありません?』
(笑っているヴァイルにたいして、腕を組みながらかべにもたれかかっていいはなつ)
「……うぅむ、壱さんもそう思いますよね…心からは分かりませんけれど」
少し、砕けた話し方
「……間違って、ますかね…私の考え方って」
壱『ちがいます、他人の理想は…まぁ、もう否定したりしませんよ』
(はぁと、眉間を抑えながらつげる)
壱『まずいのはそら様の反応です、あのかた、興味無いとおっしゃいましたよねぇ…』
(うぅん…
「…まぁ、少しおかしいのは分かりますけれど…
壱さん達に対しては何も害は無いんじゃないですか?」
[あ、あっちの部屋に壱さん達の紅茶とお菓子用意してありますよ]と、伝えて
掃除を続けつつ
壱『…はぁ…あなた、本当に気がついてないんですね』
(顔を顰め、つげる)
壱『あの博愛主義の化身みたいなそら様が【興味無い】とおっしゃったんですよ?それ、どういう意味かわかってます?』
(いくら中身がズレたとはいえ、根本の『愛そう』というそら自身の気質はかわらない、つまり)
壱『そら様が『愛さない』と決断したものは、そら様が必要ないと認識したもの、つまり、そらさまは、あなたがそら様がおっしゃった条件…【いつでもぼくからはなしてあげよう】ということに関連したこと以外の時、あの方はあなたを認知しなくなります、嫌いとかすきとかではない、そもそも【居ない事にされる】のですよ』
・・・・?
ぽかんとした顔を数秒間した後
「……えぇっと…別に、私としてはそれで問題ありませんけど…
もしかして、壱さんたちに何か、多大な迷惑を被る事柄だったりしますか?」
壱『…』イラァ…
(ビキッっと、ひたいに血管が浮きでる、しかし顔はにっこにこだ、さらに怖い)
壱『…はぁ…もういいです、事の重大さが分からないあいだはどうぞ楽しそうに鼻歌でも歌ってなさい』
「………はっ…」
壱さんが怒る意味…それを真面目に、他の視点で考えて…
「……確かに…私、そしてあの人だけの問題じゃあ済みませんね…」
慌てて壱さんの肩を引き止めて
壱『……まぁ、1番重要なのは、あの方の本質が綺麗に作用している点です』
308:◆RI:2019/06/12(水) 19:08壱『というか、あなた、『天川宙』様に『ヴァイルお姉さんには僕様ちゃんはいらないだろうからでていくといい!大丈夫!素敵な場所を用意しているからヴァイルお姉さんは幸せになれるだろうし僕様ちゃんに関わることも無くなるだろう!んふふー!ヴァイルお姉さんが幸せになれるのなら僕様ちゃんもハッピーさ!』とかいわれたら頭にチョップかましたりしたくならないんですか、よくもまぁさきほどの無愛想な猫かぶりが出来ましたね』
309:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/12(水) 19:14【戻ってきたぜ】
310:◆RI:2019/06/12(水) 19:15【おかー】
311:新見川すみれ◆96:2019/06/12(水) 19:17【おにぎり🍙では鮭🍺が一番好きです】
312:ヴァイル◆.s:2019/06/12(水) 19:20 >>308
「[ボカッ!]……ぃっ!!!す、すすすすいません壱さんっ!」
あまりにもウザったらしい言い方にカチンと来て、壱さんの腹にグーが飛んだ
>>309
【にゃるーん】
壱『…そんなに動揺するなら、同じことを先ほどすればよかったのですよ』
(殴られた場所が、煙のように消え、ヴァイルが飛び退いた瞬間に再構築された)
【……おや】
(辺り一面に、彼女の髪の色とそっくりな花が咲いている場所に出た)
【…んふふ、すごいなぁ…あゔぁろんそっくりだ、……かなたがやってくれたのかなぁ】
(花畑の真ん中に座り込み、花を愛でる、どうやらいまは真夜中に近いらしい、月明かりが花畑とそらを照らし、とても美しく、神秘的)
>>314
(………?
「……へ、ひぇっ!?わ、私が…私がですかぁっ!?」
心臓が飛び出るほど驚いたばかりだというのに…
壱『だってそうでしょう、あなた、そら様が『天川宙』ではないからと否定を叫ぼうとしたのをやめたでしょう、それがなにかのきっかけになるかもしれなかったというのに』
318:ロンシア・ヴァイス・ノスフェラト◆do 再誕の紅月:2019/06/13(木) 08:32 >>263
……!ひいっ!…誰か…いる…の?
(ぱたぱたと廊下を走っていたが、突然通り過ぎたドアの向こうから盛大なくしゃみの音が聞こえ短く悲鳴を上げてしまう
しかし、同時に『怖いもの見たさ』と言うものなのか少々の好奇心が湧いてしまう
そっと、静かにドアを開けた)
>>315
【……あゔぁろんには、おはな、いっぱいさいてたなぁ…】
(中心に、天にも届く、見る者によって姿が変わる塔と、それを囲むかのように広がる様々な花、彼女の瞳に広がる世界はそれだけだった、いつも、塔の中か、花畑で、笑っていた)
【…でも、このはな、あゔぁろんにしかさかないっていってたのに………どうやってさかせたのかな…】
(くるりと、愛でていた花を撫でながら、呟いた)
>>317
「……え、え…ぇ〜……」
良いのか、ダメなのか…考えが使用人の頭の中で渦巻く
>>318
「(ひぃ………んん…?…ロンシーっ!?)【ばさっ】」
安心出来る子の声に思わず起き上がり…健康な体が露わになった
「ロンシーっ!私はここに……」
今頃気付いた、もう周囲の視線が集中しているのは…
壱『…あなたは…、はぁ…いえ、いいです、そんなだから未練タラタラしく、霊体になってまでそらさまにまとわりつくんですね』
(ため息をつくと、方向を変え、歩を出す)
壱『もうよいです、せいぜい後悔するのですね、私、さすがにこのことに関して関与出来ませんので』
(そういって、部屋から出ていった)
>>319
【……あー、む】
(花弁を、ぱくりと口に入れる)
【…んー、…んん…ふむ、あんまりかわんないや、相変わらず神力と魔力の塊だ】
(花弁は舌の上で、溶けるようになくなる、彼女の言う通り、この花たちは魔力の塊なのだ、そしてそらにとって、それは食事の代わりのようなものだ
なにせ彼女は、あゔぁろんでこれしかくちにできなかった、いや、あゔぁろんにかぎらず、これしか取り入れることが出来ないのだから)
【……んー、だけれど、ぼくよりまえのぼくたちは、いろんなものをくちにしていたけれど…やはりにんげんだからなのか…】
(ぺろりと唇をなめ、倒れる、痛みはない、花が敷き詰められているおかげでクッションのようになったらしい)
【……ふむ、こうきしんはなし、きょうみもとくになし、…うん、やっぱり『しょくじこうい』はこれでいいかな】
(体の向きを変え、目の前に広がる花たちの中で、目の前にあった花を撫でながら、そう微笑んだ)
「………………」
時間、つい最近ほど前まで愛していたそれ、
今はとても、そうは思えなくなった
「………」
寂しく、ぽつんと立っている商店街の電灯の下で
ただ灰色に過ぎて行くここの時間を眺めた
夜、ただそれだけがこの場所に似合う事だけしか私は知らない
けれど、灰色を感じて感傷に浸るのならば私は何時もここに来ている
ぺた…
【…!…おや】
『……そらちゃ?』
【……天使くん達かな、っと】
(頭の横にてをやり、ひょいっと飛び起きる)
『…そらちゃ、そらちゃ』
【うんうん、なんだい?そらちゃんだよ】
(優しく、足元に駆け寄ってくる小さな天使たちの頭を撫でる、その中の一人は桃髪が揺れる美しい天使の面影を、残していた)
【あくまくんたちは、いないのかな】
『いち、さまの、とこ、です』
(水色の髪の天使が告げる)
【そうかそうか、きみたちは?にぃくんのところにはいったのかい?】
『そらさま、をっ、みつけ、ましたのでっ』
(緑色の翼の天使がそうつげる)
【おや、あとまわしはすねてしまうんじゃあないかな】
『だいじょおぶ、です、きょか、はいただきましたっ』
(黄色の瞳の天使がつげる)
『そらちゃ、おはよぉ』
(にこりと、桃色の天使が笑った)
【…うん、おはよう
『ラファエル』『ガブリエル』『ウリエル』『ミカエル』】
(天使たちは、名前を呼ばれ、嬉しそうにそらに抱きついた)
「……………」
誰が、言った言葉だったか…「所詮、世界とは悲劇だ」と
…確かに、悲劇とは多くの前に現れるものであるのは確かだ
しかし…
(真っ暗な空を見上げる)
…なんの努力もせず、知らず……生まれながらの運のみで悲劇を逃れる者だって居る…
その下に居るのはいつだって悲劇に呑まれた者たちでしかない
……天上の者たちに守られて…あの新しき天上の者は褒められる思考を備えてはいないだろう
…なら…どうせ、私の友人も…
【フフッ】
所詮、心の強さも 意思の誓いも、全ては悲劇として掻き消される定めの上に築かれている
なのに、それにすぐ気付けたはずの私が抱いている悲しみ、それに近い物はなんだ?
…指を指して笑う者は多い、私も最早その1人だ
【フフフッ…】
何が…何が親友だ…
全ては偽りの刻印を押されて忘れられる意味の無いものでしかない
何故私はそれを忘れ…いや、忘れようとしていたのか
【ははははははははははっっ!】
……心など、守る訳がないだろう
奴らは悲劇の世界に生きる者ではない
商店街には、暫くの間誰にも聞かれる事なく笑い声が響いた
『、………』
【…?みかえる?どうかしたのかい?】
『……そらちゃ、ぼく、げかい、おりてもいい?』
【!……みか】
『よんでるの、ぼくのおともだちが』
【…おともだち】
『…わらってる、でも、さびしそう』
(桃色の瞳は、しっかりと射抜いていた)
【………うん、そうだね、…みか?】
『?なぁに?』
【……おともだちは、好きかい?】
『うん!!だいすき!!!』
【…ならばよし!ぼくもおてつだいをしてあげよう!!…にぃくんたちにはないしょだよ…みんなも、いいね?】
(小さな天使たちは、その言葉にそろって笑顔でうなづいた)
【ではいこうか!ぼくのかごのいちぶをさずけよう!じかんせいげんはあるけれど、きみたちはとくべつだからね!ぼくにれいきをゆずってくれたおれいというやつさ!】
(そうつぶやき、立ち上がり手を翳すすると、パシッと、どこからともなく飛んできたものがそらの手に収まる)
【さぁ!星見の夢の始まりだ!!】
(それは杖だった、カツンッと地面を突くすると天使たちの体が輝く、元の姿へと、戻ってゆくかのように)
【では、いってらっしゃい、君たちの物語に、祝福がありますように】
(天使たちはその声に、再び微笑み、翼を広げた)
>>321
月…舟…さん…?よかった…
(怯えながらも、身の丈の何倍も大きなドアを押し上けると怪我も回復した恩人の姿が目に入り、安心したのかぼろぼろと泣き出してしまう)
>>330
(関係ないけど杖のイメージはFG〇のマ〇リンが持ってるみたいなやつ)
『おはよう諸君!』(ニコニコ笑顔で手を組みながら挨拶する)
334:◆RI:2019/06/15(土) 11:56 【……きみは…】
(杖を持ったままへたりと座り込み、カレンを見上げる)
【あぁ、まえのぼくのこうはいくんか、なるほど】
(そして彼女の笑に返すようにへらり微笑んだ)
『そーそー、まったくそのお爺さんみたいな姿勢はなんなのさ?肩凝り酷くなるよ?』
(心配をするが身長が高め(172cm)のせいでやや圧迫感が凄い)
【んふふ、まぁ、回数的にはその程度の歳でかわりないんだけれど…】
(よいしょっ、とつぶやきながら、たちあがる)
【…ふんふん、でーたどおりの美人さんだねぇ、きみは、えぇと……おなまえ、かれん、だったかな】
『んー、ま、そうだけど?なんで知ってるのかな?』(知る方法はいくらでもあるだろうけどと呟くと)『一夜漬けの知識じゃなくて、随分と情報通みたいだけど....』
338:◆RI:2019/06/15(土) 12:18 【あぁ、ぼくは君を知っている、まぁ、僕自身が君と認識がある訳では無いけどね】
(前の知識さ、と笑う)
【それはともかく、きみもこんなところに迷い込んで、どおしたんだい?】
(辺り一面に広がるそらの瞳の色と同じ色の花々が咲くその中心、彼女たちはいた)
『うーん、そりゃあ此処に咲いている花々を眺めて優雅にお茶したいから....って答えじゃ納得しないんでしょ?』(彼女が日傘を差すと、日傘が開いた瞬間花をモチーフにした光輝く弾幕は全方位に飛び散る)
340:◆RI:2019/06/15(土) 12:40 【?納得はするさ、君がそうしたいならそうすればいい、ここは別に、神域でもなんでもないからね、それに、こんなところで『遊ぶ』のはだめだよ、せっかくの綺麗なお花なのだから】
(ふわりと微笑むだけで、動こうとも、応戦しようともしない、彼女の本質にそっていないから、行動を起こすほどの興味がわかないのだ)
『ふーん、そうなんだ....安心してよ、この弾幕は只の演出だからさ。』(指でぱちんと音を鳴らすと弾幕が消え去る)『本来の目的は別にあるけど良いか、じゃあ許可も取れたし入らせてもらうね?』(砂時計のような装飾で飾られた鍵を取り出し)
342:◆RI:2019/06/15(土) 12:52 【うんうん、いいとも、どうぞお入り、君なら大丈夫だと思うけれど、アヴァロンににたここはかなり魔素が濃いから、胸焼けしないように気をつけてね】
(あまり長くここにいてはいけないよ、人間なら死…人外でも、ぼくいがいは倒れてしまうからね、と微笑みながら忠告する)
『?んー、ああ魔素に関しては大丈夫だよ。私は只の人外じゃなくて《狭間の存在》だからさ。』(軽い自分への皮肉を込めて言うと、魔素がカレンから放出される.....否、魔素が身体に吸収されては浄化されていく)
344:◆RI:2019/06/15(土) 13:01 【おぉ、きみは循環が綺麗だねぇ、うん、まぁそれなら長時間でも問題なさそうだ、でも一応気をつけてね、油断…は、ないとは思うけれど、一瞬でも気を抜いて魔素をすってしまったら、どうなるか分からないしね】
(そういいながら、花畑を進む)
【あぁ、そうだ、お茶がしたいと言っていたね、ちょっと待ってね、作ってみよう】
(そういうと、彼女は自分の背丈ほどある杖をふわりと回す)
【夢夢浅き幻を】
(そう彼女が呟くと、花畑の中心に、美しい装飾が施された机と椅子が現れる)
>>344
『お、なかなか便利なもの作ってくれたじゃん、ありがとう。』(机と椅子を両脇に抱え歩き出そうとすると、)『そういえばお礼に....はいこれ。』(苺ジャムとママレードが添えられているもったり柔らかで口溶けのよさそうなスコーンと水筒の中に入れてある冷えたアップルティーを取り出すと)『作ってきたんだけど一緒に御茶でもする?』
【…うん、そうだねぇ、君がいいならご一緒させてもらうよ】
(嬉しそうに笑うと、歩き出すカレンにとてとてとついていく)
>>332
https://i.imgur.com/QnHkLFO.jpg
(時間たったけど参考の杖はこんな感じ)
『あっ、そうだ....そういえば貴方の名前は何て言うの?』
(くるりと顔を向けると)
(おどおどした感じで校門の前に立つ)
350:子供◆y.:2019/06/15(土) 17:37 あ…あのーっ
(校門から言う)
…
(誰もいないので反応するわけがない)
だ、誰かいますかー?
352:◆RI:2019/06/15(土) 17:56 >>348
【!…んー、ぼくはそら、好きに呼んでおくれ】
(ふわりと笑う)
【………ふむ】
(千里眼に近いその、瞳で、様々な場所を眺める、まあそれも、神々による力にかわりはない)
【…、迷い込んでしまったのかな?】
(その瞳は、前の自分が愛していた学園の前に立つ子供を見ていた)
>>352
『そう、じゃあ私も改めて自己紹介させてもらうけど.....ただの天使さんだよ、よろしくね。』
【……ふふ、うんうん、君がそう名乗るのなら、そうなのだろう、うん、よろしくね、ただの天使くん】
356:カレン=アーティフル・コマンド◆96 蒲公英の大天使:2019/06/15(土) 18:26『そうそう、それでいいんだよ....よろしくね。《雛菊の神様》さん。』
357:◆RI:2019/06/15(土) 18:31 【…僕はもう、雛菊なんてものじゃないよ、……それは『あのこ』だ、ぼくだけれど、ぼくじゃない、……なぁんて、理屈っぽいことは嫌いなんだ!今のは聞かなかったことにしておくれ!】
(両手を広げくるりとカレンの方に向き直る)
【…それと、ぼくは神様ではないかな】
『あら、少なくとも一般的多数においては人智を越えた力を扱える貴女は神様なんじゃないの?....どちらかというと化け物かもしれないけど。じゃあ、梔子くらいにしておこうかな。』
359:◆RI:2019/06/15(土) 18:43【うーん…ぼくはどちらかというと、神々の忌み子だからなぁ…、まぁ、神様とかいう人達は、愛し子と叫ぶんだろうけど、あの人たちにとっては、ぼくはドールと同じさ、好きなように着飾らせて、好きなように動かそうとする、まぁ傀儡だね、この力も、神々の祝福やら呪いやらなんやらだから、ぼく自身のちからではないし、ぼくができるのはせいぜい『お願い』くらいだ】
360:カレン=アーティフル・コマンド◆96 蒲公英の大天使:2019/06/15(土) 18:50『そっか、つまり神に祝福されただけの存在って事だね。そういう意味では私と貴女って全然違うのかもね』(軽く天を仰ぐと竜巻が巻き起こる)『私は愛される努力なんか出来ないし、媚びるのも無理だから。』
361:◆RI:2019/06/15(土) 18:57 【媚びるのなんか嫌さ、僕だってね、お願いって言うのは、『さっさと潰れろ』って言霊で伝えるってことだからね】
(初めて彼女が嫌悪を抱いた相手は、彼女を愛している神々に対してだ)
【ぼくは人間は大好きだけれど、神々だなんて大っ嫌いだからね】
(もちろん、『神』に固定するから、天使とか悪魔とかは大好きだよ、ととても美しく綺麗な笑みを浮かべ、そうつげた)
『ふーん、そうなんだ。』(興味の無さそうに髪の毛を弄りながら、長い睫毛を揺らしながら閉じていた青色の美しい瞳を見開く)『ま、いつの時代でも神様は自分勝手だからね。人は死なすわ世界は壊すわで....一応天使の《肩書き》を持っている私がこんな事言うのもアレだと思うけどね。』
363:◆RI:2019/06/15(土) 19:03【そうかい?いいんじゃないかなぁ、天使だからといって発言は自由だ、好きに話せばいいし、そこになにも責なんていらないさ】
364:カレン=アーティフル・コマンド◆96 蒲公英の大天使:2019/06/15(土) 19:09『いちいち発言まで縛られてるなんてやってらんないもんねー....ま、同じ境遇同士上手くやってこうか?』(まるで慈悲深げな天使のような微笑みを浮かべながら手を目の前に差し出す)
365:◆RI:2019/06/15(土) 19:13 【んふふ、もちろんだとも、仲良くして貰えると嬉しいな】
(…まえのぼくの恩もあるだろうしね…)
(にこりと微笑み優しく手に触れた)
(そらの手に触れた瞬間に自分の手の甲に聖書の紋章のようなものが浮かび上がる)
『君の場合はこんなんなのかー....ニャルちゃんの時は禍々しい奴だったなぁ』
(皮肉っぽく《祝福の足跡》とでも名付けようかと言った後、魔法陣を描いた小袋の中にその紋章を剥がして放り投げる)
【…んー、…それ、なんだか神々の名残がありそうで嫌だなぁ…】
(むすっと、感覚だけでそう告げる)
『そりゃあそうだよ、だってそう思わせる為にそう名付けたんだからさ。』
(軽くウインクをすると、辺りにハートのモーションが飛び散る)
【ぐぬぬ…まぁいいけれど…鎖ってまとわりつくの気持ち悪いだろう、そんな感じの感覚なんだ、神々の名残って、ほんとうに気色悪いったらありゃしない】
370:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/15(土) 19:27『その忌々しいモノすら味方に付けるのが一流だよ、まだまだ甘ちゃんだねぇ。』(腕の辺りに《神専用》の紋章が大きく浮かび上がると)『神の祝福って便利だね、天候でも奇跡でもなんでも味方にできるもん。』
371:◆RI:2019/06/15(土) 19:30 【…まぁ、便利なのは認めるさ、色々できるからね、でもそれはきっと怠惰だ、それを使うことが辞められない、となればそれこそぼくらは神の傀儡に成り下がってしまう、それは嫌なのだよ、ぼくはぼくのかなたのためだけに生きると決めたのだから】
(肘をつき、手を顎にやりながらつげる)
【……神々なんかのおもちゃになってなんてやるものか】
『....そっか、ま、君ならそう言うと思ってたよ。でも勝てない相手の事を心底嫌ってるなんて随分と傲慢だね』(周りにふわふわとシャボン玉が浮いているままで言う)
373:◆RI:2019/06/15(土) 19:39 【…んふふ】
(きょとんとした顔を浮かべるとへらりと笑みを浮かべ始める)
【…うん、まぁ、傲慢ではないということを期待しておいてくれ】
(とても楽しそうに笑う、知らないから仕方ないね、あぁ、楽しい)
『今のは正直悪手だったよ、そこまで気にしてないけど。』(あーあ、相変わらずなんも知らないんだなぁ、かわいそうに)
375:◆RI:2019/06/15(土) 19:43 【『知らないというのは弱みでもあり強みだよ、興味をなくして傍観でもしていておくれ』】
(カレンの考えを呼んだかのようにつげる、とても楽しそうに笑っている)
『いっつもそれだね、世には知らない方が良いこともあるけどさ、それはほんの一部って事は忘れないでね?』(先程の厳かな笑みから離れ、単純に思考を読んで嘲っている)
377:◆RI:2019/06/15(土) 19:55 【『大丈夫、きみにはぼくはみえていないようだからね』】
【……知らない方がいい、だなんて、それこそ怠惰だ、だけれどそれは人間には必要なものだよ、今の僕はまえのぼくに引きずられている部分がとてもおおい、だから、それを無くすために人間性をすてる、愚者と笑ってくれても呆れてくれても構わないよ、実際僕もそう思うから】
(へらりと笑う、その笑みに『意味』や『感情』など籠っていない)
す、すみませーん
(ちょっと大きな声で校門から言う)
誰かいますかー?
380:ニャルちゃん◆.s:2019/06/16(日) 01:23 【・・・・】
グズグズしていてもしょうがないこと、それを頭がはっきりと理解し始める
暗闇の一部を照らす電灯の光も、だんだんと薄れ始めていた
「……」
…もう、本当に忘れてしまった方が良いだろう
薄れた夜闇を眺めて、静かにそんな事を考えた
...
(中に入る)
>>381
(遠くから千里眼で)
『....ん?あの子何やってんだろ....』
うぅ…
384:子供◆y.:2019/06/16(日) 19:25す、すみませーん、誰かいますかー?助けて欲しい事があるんです。
385:◆RI:2019/06/18(火) 21:01 【……うん、ぼくはこれでおいとまさせてもらうね、そろそろ屋敷に帰らなくちゃならないみたいた】
(語りと立ち上がる)
【とても美味しかったよ、君、いい魔力だね、あきなかった、…それじゃあ、気をつけてね】
(立てかけていた杖を両手をで持ち上げてそうつげる、見本のような、ただそれだけの綺麗な笑みを浮かべながら)
( 生徒会室の前の扉に寄りかかりうずくまりつつ、震えた声でぼそりとつぶやく )
…おもい……ださなきゃよかった…わすれた…ままでよかった…
( 誰にいう訳でもなく呟いた言葉は人気の少ない廊下にひっそりと消える。少女はただ静かに肩を震わせていた )
【………だめだろう、こんなところで】
(こんっと、杖が地面を突く音がする)
【…ここは、誰もいないよ】
(そして、花がその杖の周りを大きく包み込む、その花が消える頃にそこにいたのは、そら)
【まえのぼくに何度か言われたのだろう?ひとりで苦しむべきではないと、…きみはまわりの人間をよく見てたよるべきだよ、……陰陽くん】
( 歪んだ視界に入った人物に少し驚きつつ、言われた言葉に少し目を見開いたあと、自らを嘲笑うかのような笑顔を浮かべる )
…誰かに…頼るなんて、……助けてなんて言われたって……迷惑じゃないですか…
【おや、だれか迷惑だなんて言ったのかい?少なくとも、今までの僕が記録していた記憶の中にはないとおもうけれど】
(かつ、と彼女に近寄り膝を折る)
【…きみは、そうだね、自己価値の認識が低すぎるんだ、きみは、ここの子達にとっていなくなってはいけないこなのだから、もちろん、それは僕が保障しよう、だてに長年生きてはいないからね】
…なんて、頼ればいいかもっ…今までどんな風に笑っていたかも…分からないんです…僕は、僕は……
( 途絶え途絶えながら苦しそうに吐き出す、情けない、申し訳ない
こんな事になるならあの記憶は忘れたままで良かったんだ、思い出す必要なんてなかったじゃないか )
(職員室に向かう)
392:◆RI:2019/06/18(火) 22:19 【うーん、そうだねぇ、こればかりは、君の意思の問題だから、ぼくは口を出すべきではないのだろう】
(するりと陰陽の頬を撫でる)
【だからそうだね、『天川宙』の真似をして、お節介をしてみよう】
【ぼくに頼ればいい、頼り方がわからないのなら、ぼくが勝手に助けてしまおう、そして】
(くいっと、撫でていた手で陰陽の口元をあげる)
【『笑み』というのは、作るものではなく自然にできるものだ、そんなこと、むずかしくかんがえなくていいんだよ、大丈夫、君の笑顔は素敵だよ】
誰かいますかー?
394:◆RI:2019/06/18(火) 22:30 【、おや、お客人かな、まぁぼくは迎え入れる側の人間ではなくなってしまったのだけれど】
(ゆっくり立ち上がりながらそうつげる)
【…こども、こどもか、うむ、ここに初等科は無いはずだから、迷い子かな?】
なんで……どうして……
( 泣きそうになるのをこらえるように唇をかみしめ )
なんで…みんな…僕にやさしくしてくれるの?……わたし…は、わたしは誰かに助けられるような…人じゃないのに……
( 泣きそうになるのをこらえ言葉をこぼす、一人称も小さい頃に戻っている
どうして人を殺した私に優しくするの?どうしてその記憶を今思い出してしまったのー)
【そんなの、ぼくの自己満足に決まっているだろう?『ぼくが』君を助けたいから助けるんだ、それ以上に理由は必要かな?】
(微笑みながらゆるく首を傾げる)
(ぶんぶんと首を振りつつ小さく嗚咽をもらす)
…辛かった…んですっ……助けてって……わたしっ、でも…迷惑かけちゃっ…いけないって…
(小さい幼子のように泣きなががら本音をもらす
また迷惑かけちゃったとは思いつつも涙は止まらず)
【そうだねぇ、我慢してたのか、たしかに、君はそういう子だものね、人一倍優しいから、吐き出すタイミングがわからないのかな】
(よしよし、と優しく頭を撫でる)
【もういちどいうね、この程度、迷惑ではないし、頼って貰えると嬉しいものだよ、だから存分にはきだすといい、なぁに、遠慮なんていらないさ】
【よくがんばったね、陰陽】
ぅぁっ、だって……まわりのっ…れいなとかもっ、ねこさんとかも…話して…はなれていくのがこわいっ、…めいわくはかけたくなくって…わたしでも…だめでっ…
(自分でも何を言っているのか分からない、これこそ迷惑だろう、でも褒めて欲しかったんだ、頑張ったねって、えらいって
認めて欲しかった、肯定して欲しかった、ただそれだけなんだ)
【うんうん、こわかったのか、そうだね、怖かっただろう、でも大丈夫さ、そんなことでキミから離れていく子など、ぼくの後輩くんにはいないからね】
(そしてゆるりと、包み込むように抱きしめる)
【大丈夫、ぼくは君が頑張ってるのをずっと見てた、だからこそぼくが告げよう、…きみは十分に頑張っている、偉かったね、お疲れ様、心配しなくていいさ、陰陽には、ぼくがついているよ】
うっ、ぅぁ…あ、…うぅ…わかってるけど、こわかった……ひとりはっ、いやだ……
(小さい小さい幼い少女のように泣きながら本音をはきだす、泣きやまなきゃとは分かっているものの久しぶりに流した涙の止めかたがわからない)
【うんうん、それはね、我慢しなくていいことだ、泣きたいなら泣けばいいし、それを無理に止めようとしなくていい、泣ける時に泣いておけばいい、せき止めるのはからだにわるいぞぉ?】
(とんとんと背中を一定の速度で叩く)
【1人は怖いものだ、独りが怖くないというのは、全てを捨てた者が吐くセリフだからね、君はそんなことしなくていい、君は君を捨てるべきじゃあない、君の大事なものは君がどうするか選ぶべきだ、『選択肢が捨てるしかないなんてことはありえない』のだから】
404:雪◆cE:2019/06/18(火) 23:28 うっ、ぅぁ…そらせんぱいも…れいなも…ねこさんも…みんなっ、わたしのこと…きらわない?
(何迷惑な事言ってんだと思いつつ、口からあふれる言葉は彼女の本音なのだろう、だから今だけは甘えさせて)
【もちろんだとも、ぼくは君たちが大好きだからね、…もちろん、陰陽くんのこと、嫌ったりしない、大好きだよ、…だから存分に吐き出しなさい、君は……『僕様ちゃん』の後輩なのだから】
(『天川宙』をインプットする、彼女には、【そら】よりこちらの方が声が届くだろう)
(二人を遥か彼方から見つめながら)
どうして君は〜♪そんなに泣いているの〜♪
わかっているけど私からは言えないよ〜♪
結局は哀れみだと思われても〜♪
微笑みを消さないで〜♪君からは見えなくても♪
私は此処にいる〜♪どんな時でも君を護りたいから〜♪
....なぁんてね、ま、せいぜい頑張りなよ。
御天道様も見守ってくれるよ....《陰陽》だけにね!
(ドヤ顔が非常にウザいが、何となくだが二人を天使なりに見守りたい気持ちはあるらしく、大人しくしている)
【………】
(ぽんぽんと、一定のリズムで彼女の背中を叩いたり摩ったりを繰り返す)
【………】
(あぁ、ぼくはきっといま、とても上手く笑えているのだろう)
(まぁあたりまえか、『天川宙』なら完璧にこの子を救えるのだろうから、それをインプットしたんだ、上手くできているに決まっている)
(でも、…あぁ)
(やっぱりデータはわからないなぁ)
うぅ…
409:◆RI:2019/06/20(木) 22:23 【……】
(……どうしたものかな)
(どうやら迷い子がいるようだが…ふむ、このまま陰陽を離したくはないしなぁ…)
【……、『天川宙』ならどうしたのだろうか】
(考えなくてもわかることだ、『きっとどちらも上手く助ける』のだろう、あぁ、)
【…やっぱり理解できない】
(…ぼくの『理想』は、やっぱり難しいな…)
うっ…くっ…
(茂みに隠れる)
【……よぉし、陰陽くんちょっと我慢してくれるかい?】
(ひょいっと持ち上げるように抱き上げる)
【うむ!これなら離れず移動できるね!】
(以前と違い、行動の効率化しか求めなくなっているようで、スタスタと迷い子を探しに歩き始める)
ガタガタガタ
413:◆RI:2019/06/21(金) 23:03 【…といってもどこにいるのだろう】
(瞳を使うのを忘れていた、というわけで、陰陽を抱き上げたまま瞳を瞑る)
(すると、莫大な量の『今』が展開される)
【ふむふむ、どこかなっと】
グラルル…
(空の狭間から出てきて、辺りを見回す)
【…、…】
(きょとんとした顔をしながら足を止める)
【…あぁ、なるほど、ここは場所だったか】
(【自分】がいたような理想郷とはちがう、あぁ、そうだ、忘れていた)
【……んー、危険な目にあわせたくないから、ここは逃げに徹しようかな】
(ちらりと抱き上げている陰陽に目をやると、後ろに向きかえり、ほをまた進める)
グワァリャァ!
(吠える)
【!……わー、元気いっぱいじゃあないか、こまったぞぅ…ここではあまりアレ共の力を使いたくはないしなぁ】
(タッタッタッとすこし足をはやめながら独り言をつぶやく)
グワァッ!!
(炎を空にはく)
【!っと】
(炎をふわりと音が鳴るように優雅にかわす)
【ははっ、わるいねぇ、とてもざんねんながらぼくは殺せないよ、ぼくをころしたいなら、ぼくのことがだぁいすきな愚神共をぶっ潰すんだね】
(陰陽を近くの部屋におろし、その部屋の扉を閉めて前に立つ)
【『死』という概念じゃ、ぼくを殺せない】
(『わらい』ながらそうつげた)
(炎魔を見て震える)
421:炎魔◆y.:2019/06/23(日) 00:29 !…グュルルル…グワルルルルル!!!!!
(子供に気付き、子供のいる茂みの方へとびかかる)
【!おわっと】
(躊躇いもなく子供の方へ跳び、庇う)
【あー、なぁんだ、こんなところにいたんだね】
(かばった際の痛みを感じていないのかと疑問になるほど、表情は笑みから変えず、子供にほほ笑みかける)
【だめだろう、幼子に手を出すのは】
(そして、指をならし、陰陽の部屋と子供に結界を張ると、炎魔にむきかえる)
ガタガタガタ...
(震えている)
グリュルル...
(鋭い眼でそらをみる)
【あは、まだあばれたりないのかい?困ったなぁ、まぁでも】
(ゆるりとてを横に出すと花弁が舞い散り、背丈より高い杖が現れる)
【これ以上幼子を怖がらせるわけには行かないからね】
(それを握ると、炎魔のほうに杖を向ける)
【『星の泡沫』】
(そう唱えると、彼女と炎魔の周りに大小様々な水球が現れる)
【…さぁて、逃げるのなら今のうちだよ、でなければ、…ま、消させてもらおう】
(そして、彼女は美しく笑った)
あらら、随分と格の差の凄い戦いか繰り広げられてるねぇ。
グルル...?
(周りの水球を見つめる)
ハァ...ハァ...!
(とてつもない量の汗が流れる)
>>427
『……もう諦めて立ち去ったら?君《炎魔》だし水には弱いでしょ?生憎だけど、アレ結構当たったら痛いと思うよ?』
(クイッと親指を水球に向けて指すと、)
グル...
(その場から消え、上から飛び出し、子供に噛みつこうとする)
>>428
『うわぁ……ま、《炎魔》の近くに普通の人間が居たらこうなるのも無理は無いか……』
(後ろに軽く後退ると、ポケットからマーブルチョコレートを取り出し口の中に放り込んでポリポリ食べると)
>>430
『……よっこらせっと!』
(地を思い切り踏みしめると広範囲に地割れが起き、子供を移動させる為に瞬時に近寄ると)
【『夢々』】
(子供を襲おうとした炎魔にむかっていくつかの水球がかなりの速さで飛んでゆく)
【…うーん、せめてもの慈悲?というやつだったのだが…ま、しょうがないかな】
(どのみち結界によって子供を守ることはできるが…)
【そんな幼子にトラウマを植え付けるのは、少々頂けない】
【!…おや、カレンくん、なぁんだ、見てたのかい?】
(びっくりしたよぉ、と本当にそう思っているのかもわからないような雰囲気で手をヒラヒラと振る)
(水球が当たり、雄叫びをあげると、消滅する)
436:◆RI:2019/06/23(日) 12:47 【うむ、よしよし、っと、…幼子くん、怪我はないかな?ごめんよ、怖かっただろう】
(杖を両手で握り直し、子供に駆け寄りぱたぱたと子供の服に着いた砂埃をはらう)
...
(声がでない)
【…ふむ、まぁ幼子にはあまり良い光景とは言えなかったか…】
(よしよしと頭を撫でる)
【ごめんね、でも大丈夫だぞぅ、まぁ、落ち着くまでちゃんと待っていよう、お話ができるようになったら、声を聞かせておくれ】
(優しく、怖がらせないように微笑む)
『いやぁ危なかったねー……私が気を引いて無けりゃその子死んでたかもしれないからね、感謝してよ?』
(いつものように尊大な笑みで盃の中の酒をクイッと飲む)
ハァ ハァ
(荒い呼吸をする)
【うんうん、そうだねぇ、ありがとうカレンくん】
(まぁ、結界を張っていたから大した脅威ではなかったけれど…言わない方が良かなぁ、ま、言ったところで別に変わりはしないけれど)
【まぁ、今度なにかお礼をしよう、内容は…ぼくはちょっとその辺に疎いから、考えておいておくれ】
>>440
『ところでその子《炎魔》の魔力に魅入られてない?もしも魅了されてたら炎魔術とか使えるようになっちゃって暴走して死んじゃうかもしれないからさ〜……』
あ...あなた方は誰ですか...?敵ですか...?
(少し落ち着いて)
>>440
【……大丈夫かい】
(目を細め、子供を見る)
【…呼吸が荒いね、1度落ち着いた方がいい、…できない、のかもしれないが…うん、どこか休憩のできる場所にでも…】
>>441
『いや冗談に決まってんじゃん、何本気にしてんのさ……ま、埋め合わせは結構。下手に気にされる方が嫌だからね。』
(無駄に真面目なのに嫌気が差し、あからさまに冷たくあしらう。)
【…んー…ううん、敵なんかじゃあないと思うよ、君が望むのであれば、ぼくは君の味方になろう】
(にこりと笑う)
>>444
『それならルベちゃんが昔作ってくれた小屋が近くにあるし、そこで休もうか……ちょっと嫌な予感するけど。』
た、助けてくれませんか...
(怯えて言う)
>>445
【おや、ダメなのかい?おかしいなぁ、記憶(データ)によるとこれが最善と『僕』は考えていたようだが…】
(修正しないとなぁ、などと、どこか他人事のように呟く)
>>448
『……?勿論、子供を苛めて遊ぶ趣味はないから安心して。』
(特に子供の発言を位に介す事もなくサラリと言う)
>>447
【おお、それは素晴らしい、いっていいのなら、そこが最善だろう】
(ぱち、と1度だけ手を叩く)
>>448
【うんうん、いいとも、…あまり思い出したくないかもしれないが、お話、聞かせてくれるかい? 】
>>449
『そりゃあデータが間違ってるね、私は自分で言うのもなんだけどオンリーワンだからさ……そこらへんはキッチリして欲しいんだよ。』
>>452
『じゃあ行こうか、あそこは魔物の魔力を薄める加護結界も張られてるし丁度いいでしょ。』
まずはあいつらの説明からします...あいつらは炎魔という最近グドゥ·ランドという僕の故郷で暴れ始めた奴です...あいつらのせいでグドゥ·ランド崩壊しそうなんです...僕はその助けを求めに来ました...
455:◆RI:2019/06/23(日) 13:04 >>452
【うん、了解した、あとで修正をかけておこう、いいね、おんりーわん、素晴らしい】
(心底から……思っているのかは分からないが、楽しそうにそう呟く)
>>454
『成る程ね、あんなのがわんさか湧いてるって訳か。そりゃあ面倒くさいのに当たっちゃったね。』
【…ふむふむ、君の故郷にはアレが何匹もいるということかな?…と、なると、さっきの炎魔はどのくらいの強さのものだろう】
(水球を叩きつけるくらいで潰れるのなら、…まぁ崩壊までいくものかわからないけれど)
あいつは獣型の炎魔です。普段は集団で生活して狩りをするらしいですが...何故かここに獣型が一匹で来たんです...
459:カレン=アーティフル・コマンド◆yk:2019/06/23(日) 13:09『どうせ親玉が存在してて、ソイツをアレコレすればいいって手筈でしょ?身も蓋もないけどね。』
460:子供◆y.:2019/06/23(日) 13:10獣型は単体では弱いですが、集団になると全く性能が違う完璧な狩りをするらしいです。
461:◆RI:2019/06/23(日) 13:10 【……なるほどねぇ、…大方、狩の途中と言うやつかな】
(すこし答えをぼかしてつげる、子供に対して真を告げるのは、きっと酷だろう)
【集団系統かぁ、あぁなるほど、なら崩壊まで行くわけだ】
(それほどまでに完璧なら、村や街の一つや二つ、まぁ簡単に潰せるだろう)
>>459
【それは確かにロマンが足りないねぇ、ぼくが言えたことじゃあないけれど】
(ケラケラと笑う)
他にも人型や球型などがいます。
465:◆RI:2019/06/23(日) 13:15 【ほぉ、…弐ぃくんがいたらどうにかなりそうだね、でも、壱くんとは相性が悪いかな】
(2人の主属性を思い出しながらそう呟く)
協力してくれますか...?
467:◆RI:2019/06/23(日) 13:22 【うん?あぁ、もちろんだとも、すこしお手伝いしてくれる子も呼ぼうと思うんだが、いいかい?】
(しゃがみこみ、子供と目線を合わせながら小首を傾げる)
いいですよ...うぅ...!
(急に倒れる)
(気絶した)
470:◆RI:2019/06/23(日) 13:26 【!?おわっ、】
(急に倒れた子供を寸前で抱きとめる、さすがに想定外だったようで目を見開いている)
【だ、大丈夫かい?どこか痛んだかな、それとも気分でも】
(そして『インプット』していないのに『天川宙』の行動をとった、きっと、【そら】はそれに気づいていない)
【…負担をかけすぎたのかな…いちど、眠らせておいた方が良、…か】
(抱きとめた子供の目元に手を当て、詠唱する)
【『夢雪』】
(平穏と、静かな夢を)
『……これで一件落着て感じ?』
473:月舟◆.s:2019/06/23(日) 22:39 >>331
・・・・・・・
助け船と聞こえる人物が現れ、片目をそちらに向けた、が…
(おおおおおおおお助けイヤイヤ落ち着けこういう時は素数素数)
周囲を異形が取り囲む状況に意識が持って行かれてしまい、どうしても声が掛けられず
ただただ焦った顔で周囲を見渡すぐらいしか…
「……」
いい加減、この変わらぬ景色にも慣れてきた
(変わらぬネオンの光が夜だとしても彼女を包む)
…
【商店街跡】
数分の時を経ると、自然と足はこの場所へ向いてしまう
頼りなさげな街灯の下、時とともに崩れ去るであろう木造のベンチ
盛り場から外れた夜闇の世界、人ならざるものがその場所を徘徊し続ける
ちっぽけな光の下に佇む私はその世界に少しだけ、理解を覚えてしまった
少なくとも、マイナスの部類では私たちは似通っているだろう
『____!!』
(なにか、叫んでいるような声が聞こえる、とても必死に、何かを呼んでいる)
(ひらりと、黒く染まりかけた薄く光る桃色の羽を舞い散らしながら)
『…………………』
(紋章の刻まれた白いローブのような物を被り移動している)
『……まぁ、こんなもんだよね。』
(彼女がローブから口元を覗かせにやりと嗤った瞬間、辺りに血の華が飛び散った)
『お掃除って疲れるなぁ……このバイト辞めよっかな?』
「………」
いい加減、この変わらない眺めにも慣れてきた
私もまた変わらない場所で街を眺める…
(夜など吹き飛ばしてしまいそうな、ネオンの光が彼女を包む)
…
【商店街跡】
数分の時を経ると、自然と足はこの場所へ向いてしまう
文明の明かりを外れた夜闇、それに包まれたこの場所を住処とする者たち…
頼りなさげな街灯の小さな光、その下でただ静かにそこにある木造のベンチ、
すっかり私の場所となった夜闇の一部、そこで私は目前に広がる夜を眺めた
私は、たぶん夜闇の世界に理解を覚えてしまっているのだろう
「……………」
『思考循環』
私の記憶は、数分前を何回か遡って、少しだけ違う考えを感じ続けている
…ただ、私が後悔をするためだけに…否、私の心が弱き故に根付いた、チカラと言うよりは、呪い
(悲しきかな…私の心の薄きと弱き…)
また、違う思考が私の中に流れ込んでくる
それでも、商店街跡の夜闇は私を受け入れている
『____、____!、!』
(叫び過ぎたせいか、血の味がする、それでも、叫ぶのはやめられなかった)
(この声が聞こえるのなら、この声喉が潰れてしまっても構わない)
(桃色の天使の翼は、じわじわと、漆黒に染まり続けていた)
ーーーー
(夜闇を切り裂いて、寂しく、強い風が吹き抜ける)
……
声には、とても聞き覚えがある響きが伴っていた
「……約束…」
心は、覚えていてくれたのだろうか…
『会いたい』
【ウルド・ナー・ケスト】
(旋風・暴風・大嵐)
長らく使っていなかった、『言葉』
それを虚空に唱えると、私の体は遥か遠い場所へと消え…
『____あいたい』
(さけんでいたのどから、そのひとことだけがこぼれた)
「……えぇっと…この辺り、から…」
目眩がする、だが今は…
(強い風の元を辿り、その風と声が最も強く聞こえる場所に着いた)
「……」
『……____』
(口の端から、薄く血を零しながら、無理に声を出そうとする天使の姿は大きくはないが、変わっていた)
(桃色の、美しかった翼は、ほとんどが黒く染まりかけ、片方の瞳も、白いはずの部分が黒く染っていた、服装も漆黒に染まり、悪魔にも等しい姿のそれは、でも、あの子の面影を十分に残していた)
……約束…果たしに……
「…っみぃぃかぁぁちゃぁぁぁぁんっっ!」
【力・均衡・圧力】
《揺るぎなき力》
シャウトと共に、力強き風と声をあの子の元へと…
「……っっ!?」
生命、その薄い力を直感した私は迷わず駆け出した
場所はもう分かっている…迷う必要性は存在しない
【ドザバタッ!】
「ミカちゃんっ!?」
『…っ!?っ!』
(いつの日かとは逆かのように、こちらにかなりの勢いで駆け寄ってくるあの子に驚き、目を見開く)
『っ、っぁ』
(叫びすぎて、名前が呼べない、あぁ、なんてことだ、探すために叫んでいたのに、裏目に出るなんて)
【ガヂャッ】あっ
【ドタバダッガジャッ】
「ひあぁぁーっ!?」
【ドゴッ】
……醜態、ミスをしてはいけない人の目の前で私は今地面を見ている
(途中にあったもの…ヴァイルが運んだ雑貨物に足がもつれてすっ転ぶ)
「………み…見つけ…まし…た…ミカちゃん……」
額から温かいものが流れる感覚を無視して、私はどうにかそう告げた…
『会いたかった』
『っ、っ!!』
(けふりと、のどから音を出しながらもコケてしまった親友の元へ駆け寄る)
『っ、…あ゙、っ…ん゙、ん……っ』
(無理矢理にでも、声を出せ)
『に゙、ゃ、る、…ぢゃ、…』
(ひゅ、ひゅ、と息を吸い込む度になる音とともに、親友の名前を呼んだ)
…………
この様子からして、この子は……
「…いっかい、落ち着きなさい…」
(ミカの口を片手で閉じて、頭を抑えつつ立ち上がる)
目を閉じると、幾らか冷静さが戻ってきた…
(会えたことは、嬉しい。それは紛れもなく事実、
しかし、お互いに体に悪い無茶をやってしまったようだ…
まだまだ、こういったところも変わらない)
「…安心しなさい、私からどこかへ行ったりしませんから…」
(頭ごと抑えた左目を閉じたまま、右目を開けて親友に笑いかける)
『……、…』
(そんな親友の言葉をきき、にへら、と顔を緩ませる)
『…た、だ、いま、ぁ』
(まだ掠れた声のままだが、とても嬉しそうにそうつげた)
【………うむ、なんとか、会うことが出来たみたいだねぇ】
(天使を送り出した本人が、そう呟く)
【ま、これはお祝いということにしておこうか】
(そんな彼女が持つはずのない気まぐれと言うなの嘘を零し、こんっと杖をつく)
【『』】
(それにことばはうかなかった)
…………
トクン、と心臓が鳴る…まるで今頃になって動き出したみたいに…
何かが抜けていた体にするすると大事なものが入り込んで行くのを感じて、私は左目を開ける
「…………」
(もっと、聞きたい…見たい…)
渇望していた、親友のそれ…だが、そのためには…
「…っ【すっ】……ここらのベッドは、普通に使っていいんですか?」
親友の、自分に比べれば小さな体を持ち上げて寝かせる場所を探す、
このまま喜びあうにしろ、お互いの状態は良くない
『、…?あ、あー』
(【なぜか】急に声が出るようになった、おかしいなぁ、そんなに直ぐに治るものじゃあないのに)
『…あぁ、』
(もしかして、…あぁ、あの人なら、【気まぐれ】といってやってくれるかもしれないな)
『、うぅん、これはなんというか、…まぁ、確かに女体にした僕が悪いんだけど…』
(にゃるちゃんからひょいっとおりて、ふわりと姿を変える)
『…僕の本質はこっちだから、あんまり女の子扱いしちゃダメだよ、にゃるちゃん』
(堕天したことで本質を男体に変えた時点で、性質は人間の男性に近い状態になっている、なんというか、女の子に抱き上げられるというのは心にくるのだ)
「……どっちだってあなたはミカちゃんです、扱いの上下は(あること以外)変わりませんよ」
状態の回復には反応せず、ハンケチで額を拭き取りながら言う
(…ふふっ…)
…微妙な感情と表情の変化を見、
男子として心に来ることを知ってて少しのからかいを掛けたらしい
「それに…可愛らしさ、変わってませんし」
『…はは、可愛い、ねぇ…』
(自分の今の姿を思い出して、苦笑いをうかべる)
『…まぁお世辞は嬉しいから、ありがとぉ』
(昔のような純白も、神性も持ち合わせないこの体、見た目に、綺麗や可愛いなど、褒め言葉はいらない)
「…ふぅむ……」
血を拭き取り終え、また表情を読み取り…
「……良いんじゃないですか?中々に、格好良くなれると思いますけれど」
(ミカの服の鉾を払い落とし、翼を触ってみる)
『!!!?』
(びくりと体をふるわせ、にゃると間合いをとる)
『あ、あの、あのねぇ!?にゃるちゃん!?天使!堕天使!悪魔に限らず!宣言もなしに翼とか尻尾とか触っちゃダメだよ!!!?』
(猛スピードで翼をしまい人間の男体の姿に変える)
「 …っ……どこ!?…… 」
( 翡翠の彼女が息切れしながら一人で空間を走っていく。その姿をみて分かるようにいつも一緒にいる群青の彼女がいない。いつもにこにこした笑顔を浮かべている彼女は珍しく焦った表情で群青の彼女を探している。一応人間をやめた『野良』という存在とはいえ、元人間だ。体力も人並みいや、それの半分しかない。)
「 …っ、…こうは……碧!!( あおい )…… 」
(前とは違う反応に驚き、さっと手を離し)
「……セクシュアル、でしたか…ごめんなさい」
頭を下げる