【おぉ、きみは循環が綺麗だねぇ、うん、まぁそれなら長時間でも問題なさそうだ、でも一応気をつけてね、油断…は、ないとは思うけれど、一瞬でも気を抜いて魔素をすってしまったら、どうなるか分からないしね】
(そういいながら、花畑を進む)
【あぁ、そうだ、お茶がしたいと言っていたね、ちょっと待ってね、作ってみよう】
(そういうと、彼女は自分の背丈ほどある杖をふわりと回す)
【夢夢浅き幻を】
(そう彼女が呟くと、花畑の中心に、美しい装飾が施された机と椅子が現れる)
『お、なかなか便利なもの作ってくれたじゃん、ありがとう。』(机と椅子を両脇に抱え歩き出そうとすると、)『そういえばお礼に....はいこれ。』(苺ジャムとママレードが添えられているもったり柔らかで口溶けのよさそうなスコーンと水筒の中に入れてある冷えたアップルティーを取り出すと)『作ってきたんだけど一緒に御茶でもする?』