「やめろっって…言ってるんですよこの野蛮人っっ!」 昔、こんな風にあの方を襲ったことがあったっけか… 走馬灯のような時を振り払ってナイフを片手に「敵」へと突貫する 魂が確実に戻った目は、ただ一点を睨みつけた
【…?】 (なにか、声が、聞こえた気がする) (きっと要らないと、自分が聞くことを閉じた声) (あぁ、この声は、誰のものだったっけ)