【うん、つらかった、つらかったね、うむうむ、これはがんばって、その記憶を楽しいもので埋め尽くさなければ】 (どれだけ苦しかったのかなんて分からない、きっと、どれだけかかっても、彼女以外には理解できないのだろう、でも) 【………ぼくにまかせなさい、いっしょに、たくさんわらおう、きっと、それは『素敵』だ】 (そういってぼくはまた、涙を流す彼女を、また抱きしめた)
楽しい、もの… (彼女の記憶の中で、楽しそうにしている人がすることは) 僕を、殴れば、楽しいよ?