「そうなんだ、召喚獣は真名によって力が大きく左右されたりするのにねー、ってことはいっちんは召喚されたモノじゃないんだね」
『…まぁ、別に隠しておくことでもありませんし、お教え致しましょう、ええそうです、私、そして弐ぃは召喚されたものではありません、そもそもこの名は、主様が初めて創り上げられたもので、私と弐ぃが最初に創られた故のもの、言ってしまえば『番号』です』
(これは真名ではなく本当に数、つまり)
『私たちに、真名など存在しておりません』
(当たり前のように、その言葉を口ずさんだ)