「はい、死んだ。白狐……お前はどうする? ころすか? 逃げるか?」
(首を傾げながら)
かっちゃったんだにゃあ!さすがは悪魔さんだね!
「勝ったんだ、俺………」
(心の中では勝ったなんて思ってなかった。もしこちら側だったら救えただろうか、苦しみから解放出来たのではないか
そう考えが頭に直ぐ走る。救う事が出来たら、解放する事が出来たら……とそう考えてしまう。
味方であろうが敵であろうが……そう考えて仕方がない。救えるものがあるなら直ぐにでも救いに行きたい。
それが俺の役割だと思いながら……神になった俺の役割なねだろうとそう思った。)