「……不思議だな、狐様からは全然、気配っていうか、そういうのが感じないなぁ…」
(狐の面か半分だけ…というのも謎だしと呟きながら、鳥居の上に戻っては食事も終えたので眠ろうとあくびし)
「……此処は良い人ばっかり…」
「 私はそんなに好い人ではないと思うけれどもね… 暗いしじめじめしてるわ 」
( 自虐的ににかり、と微笑み )
「あは、やってお狐様やもん、気配簡単に悟られても危ないことしかないからなァ」
(聞こえていたのか、ぽそりと呟く、うーん、でも人間体は人間体で、尻尾を出さなければいけないから困りものだ)