はぁはぁはぁ…て、天国ってやつ……か…?
(遂に錯覚する)
「天国に行くには早ちゃいません?……神社に運びはんよ、その方がええと思うだろうからね」
(人の手をとり、肩に乗せようとする)
「あィあィ、ここは天国とちゃうよォ、起きれるん?」
(少し迷い子と巫女から離れ、倒れた者の顔を覗き込む)
「あんたも、2人ともここに用でもあったん?」
(こちらを覗いていた妖怪と倒れている者に問いかける)
「私はただ…散歩がてら寄って来ただけですよ」
(礼儀正しく言い、理由を言う)