「 ……、っ、む、無理 」 ( 突然増えた人にびくっと肩を揺らしながら、わなわなと震えて。ぶんぶんと首をふり。ぎゅっと月喰さんの裾をぎゅと握りしめ。そのことに気づきはっと手を離し、ごめんと小さな声で告げ、そのままうつむいてしまい )
「はァいはい、いつきはわしの後ろにでもおりなや?そとでほっとくわけにもいかへんやろ?」 (大丈夫やって、わしがついとるよ、と巫女の頭を撫でながらつげる)