「わっ私ばっかり……ごめんなさいっ……ごめんなさい」 ヒトと亜人の交流が許されている唯一の地区秋葉原で可愛らしい声が泣いた。その泣き声が響いた…… 私ばかり幸せでごめんなさい。猫のような耳を持った絶世の美少女は、ぽっこりと出たお腹をちらりと見せながらそれさえ気にならないくらい泣いていた お昼寝のときに悪い夢でも見てしまったのだろう……
猫耳の女の子は泣いた……声が枯れるくらい
【誰かエリーゼちゃんのこと……励ましてあげてください……。影は戦いで忙しいので……】