「スナイパー殿か……。真逆スナイパー殿とお泊り会ができて光栄にござる。拙者の名は、りつ。人を護る剣の使い手となることが拙者の願いで候……。
せっかくお会いしておきながら、どうやら拙者は貴女と関わらぬほうが良いやもしれぬ……。けふかぎりで拙者からは離れてくだされ……
嘆かわしいことに拙者は伝説の神獣の血を継承する天狗族の勇者でありながら……いまわしき邪悪なるこの世ならざる存在の人格を持っておりまする故
炎を目にすると……その人格を表に出してしまいまする……。
無論、今日は……拙者のうちに秘められし邪悪なる魔族の人格めは封印いたした。魔力は失うが、仲間には変えられぬし、拙者は魔法よりも、刀で戦場を舞いし武人ゆえに、大した問題になどならぬ。しかし、己自身の京大なやみのちからが拙者は恐ろしいのだ……」
エリカ「ごめんね。リツちゃん、中二病だから」
「……本当に、謝って赦されることじゃないのはわかってる……
……今度は、私が護るから……」
>>763
「……そっか……(言うべきことが見つからない……)」