「 ……っ! 」
( そのままぎゅっと目を閉じてなにやら少し考えてこんていれば、眉間の皺に指が当てられ。はっと少し驚いたように目を見張り。指先から微かに感じる後悔に自分の事のように少し傷付いたような表情を浮かべるもすぐに笑顔を浮かべて。ゆらゆらと不安定に紅の中に揺れる紺がうっすらと元の瞳に戻るように滲んでいく。情緒を育てろと言われ少し困ったように眉を下げながらちからなく笑いながら呟く。)
「 くふっ、お兄さんはやっぱり強いんだね、尊敬しちゃうな 」
「おう、年上は敬えよ〜、」
(へら、とわらい再びあたまをうりうりと撫でる)