《 其れはとある昔の伝説
分からない事の方が多い
姓も 生まれた年も 好物も 『能力』も
何もかもが不明とされている
〔ヒト〕と呼ぶに相応しいのかも分からない
魔術師が居た
魔術師は才能に溺れ 自身の欲の為に
大罪を犯しては... 無意味な年月を生きてきた
いつかまた 再び誕する
その魔術師 悪人につき
出会わぬ事 近寄る事なかれ
魔術師神話------第10章》