「はぁん?なんだいアンタら、オレに用でもあんなら手短に話しナ」
「オレァ絵がかけりゃあそれでいいのさ、それ以外はいらねぇ、紙と筆さえありゃあ、画工冥利に尽きるってもんサ」
名前:一色 飾 (いっしき かざり)
二つ名:創命者
性別:女
年齢:18
身長/体重:176/53
容姿:
https://i.imgur.com/GpvpuKT.jpg
性格:絵に己の人生全てを捧げた画狂、絵を描くことこそが己の存在意義でありそれ以外に一切の興味はない、絵を無視した性格自体は思ったよりもまともで話しやすいのだが、いかんせん絵に関すること以外に対しての興味がないため絵を描いている時に話しかけても、良くて塩対応、基本的にはフル無視をくらう、というか、絵を書いている間の彼女は集中力がとんでもなく、血気迫る表情で永遠と描きつづけるため、話しかけられる人は少ない
一切の遠慮なくズバズバと悪気なくものを言い放つ性格であり、悪意は無いのだがそのせいで険悪な雰囲気になることもあるのだが、本人は気づいていないし、自覚したとしても気にすることはない
異能:『其は全てを生み出す者(アーキ・アルマドロス)』
材料がなんであれ彼女が『描いたもの』に命を与え生み出すことが出来る能力、簡単に言えば具現化能力であり、本人の万能性と相性がとことん爆発しており、とんでもない効果を発揮する
武器:大きい筆
備考:
・現代のレオナルド・ダ・ヴィンチとまで呼ばれる天才画家、学園の2部屋ある美術室のうちの一つは学園が彼女が入学する時に与えた彼女専用のアトリエ、黄金比や表現手法の細さ、絵に必要なことであればなんであろうとこなしていく万能性からかのダ・ヴィンチを思わせる、などと言われているが、本人としては葛飾北斎の方が憧れが強いのだが、素性を特に晒さずネットオークションで画材を買うための小銭稼ぎとして絵をかけていたら、国内よりもさきに海外で名が広まってしまったせいで彼女が望む呼び方をされることはほぼない
・瞬間記憶能力、通称『カメラアイ』と呼ばれる性質を持っており、1度見たものは決して忘れることは無い、彼女の生活上資料として大変重宝しているが、もちろん情報処理が追いつかない時は倒れてしまい、それがなくとも常に強い頭痛を患っている、描くことに没頭し食を忘れることもしばしばあるためそれらに拍車をかけている
・実家が古くから伝統ある名家であり、彼女は次期当主となる·····のだが、古くから伝統ある、と言うだけあり、価値観も古く、男尊女卑やら彼女の絵への執着故に家の伝統を一切受け継ごうとも、女として家のために嫁ごうとしない態度からも本家分家共に疎まれており、本人としても自分の人生に介入してくる実家が死ぬほど嫌いなため、かなり険悪な状態、彼女自身は今にでも絶縁を投げつけたいが、一色家としては彼女本人はともかく、彼女の才能から生まれる利益を捨てるのは勿体ないということで無理やり次期当主として実家に縛りつけられている
・ずっと昔、今は亡き叔父に連れられた美術館に飾られていた、ひとつの絵、葛飾北斎と書かれたプレートと、今にも動き出しそうな波に、彼女は目を奪われた
それはきっと、一目惚れにだって近しい、運命だった