「これでも一応、平安最優と呼ばれたものですから、ええ、それ相応の実力はありますとも」
「せっかく見逃したというのになァ、可哀想な子だ、2度目の生は約束できそうにない」
「──、それは『僕』とて、あまり優しくは出来ないね」
名前:安倍晴明
性別:男
年齢:???
身長/体重:185/70
容姿:
https://i.imgur.com/4m2K4AW.jpg
性格:民の味方、正義の味方と呼ばれた根っこからの『人でなし』
………いや、たしかに本人の本質は善性ではあるのだが、それを覆ってしまうほどに視点が人外であるため、人の気持ちに寄り添うことは出来ない、民の味方といえど、『民』という人間種を守る機構であって、民のうちの一人一人には一切の興味が無い
だがその中でも気に入ったもの達にはとことん自分のモノ、自分のお気に入りだと執着してくるので大変めんどくさい
備考:
・平安最優の陰陽師、安倍晴明その人、本来の歴史であればもちろんとうの昔に死去済みなのだが、どういう訳か仙人となって帰ってきた、本人曰く「お山に昇った」らしい
・対魔性の最適解であり、彼に出来ないことは恐らくない、人間時代ですらそうだったのに仙人になったことでもはやゲームのチーター…いや、サーバー管理者レベルの化け物スキルをつかってくる
その力で好敵手や想い人を現代でも侍らせている、本人はとても楽しそう
・玉藻の前と呼ばれた妖狐を封印した当人、だが彼女に対する思いはほかのものたちとは違い、なにか、全く別のものだった
蘆屋道満と呼ばれた気狂いの陰陽師を倒した当人、いや、当人というより立ち会い人であり、蘆屋道満は安倍晴明に負け、斬首されている
好敵手と呼べた唯一の友は、周りにとっては化け物のようだったらしい
こうして安倍晴明は、2つの唯一をうしなった
・葛の葉と呼ばれた妖狐の元に生まれた半妖、純粋な人間でない上に、愛する母を5つの頃に人間に殺されている、それなのに、かれは笑顔で『民の味方』だと自分を称する
「ええそうですとも、私は母上にそう望まれ生まれましたからね
味方
私がここにいる理由はそれだけです、そのことを、お忘れなく」