「ははは、どこだろうねぇここは」
「ねぇ──────ソレ、僕の弟だよ」
「僕はねぇ、弟さえいればいいんだよ、弟と二人きりで、ずっと幸せに居るのが僕の夢」
名前:武者小路 日向 (むしゃのこうじ ひゅうが)
二つ名:対人外特攻最高戦力
性別:男
年齢:25
身長/体重:181/70
容姿:
https://i.imgur.com/QNPisUo.jpg
性格:
のんびりとした雰囲気を持ち合わせているが、異常なまでの戦闘狂であり、戦場では人が変わった所ではなく人が鬼になったレベルで豹変する、いつも楽しそうに笑っているが、何を考えているかまるで分からず、弟ですら理解できない時もある(だいたいその時考えているのは弟関係の事)
弟がわかりやすいブラコンであるためその陰に隠れているが、どちらかと言うとこちらの方が束縛が強く、分かりにくくて重いブラコンであり、弟さえ居れば他はどうでもいいし、公的にも私的にも頼や友人のことは好きだがもしもの際は天秤にかけるまでもなく弟を選ぶ
異能:
武器:太刀『友切』(薄緑と兄弟刀)
備考:
・源ノ家から外れた分家、武者小路家の当主、本家源ノに最も近しい分家であり、能力は本家にも引けを取らないどころか、祓いの家系のなかでも最高戦力とまで呼ばれている
・超ド級の方向音痴、弟がいなければ絶対に目的地に到達できない、一本道ですらどうやってか迷う、戦闘時は本能的センスから迷ったりすることは無い
・彼ら兄弟が所有する太刀『友切』と『薄緑』は本歌ではなく写し、とくに友切のほうは源ノ頼がもつ鬼切安綱をもして作られた刀であるゆえに、源ノから目をつけられていたが、そもそもと言えば本来の鬼切の所有者は日向である
・下記に記す事件の後、その戦力から、分家当主である武者小路日向を本家源ノに迎え入れるべきでは、という意見が多く上がったが、日向はそれらの一切を無視、無理やり連れて行こうものなら全て切り捨てるとまで発言し、名誉である婿入りを拒否、ならばと当時11歳だった源ノ家次期当主として育てられていた源ノ頼の剣術の師範としてなら、という願いを受け、親戚として仲も良好であった頼なら、と請け負った
ここからが源ノ頼の地獄の鍛錬の日々の始まりである
・昔、突如発生した過去最大規模の【百鬼夜行】の討伐に源ノ、武者小路含めた様々な家が参加したが、それらが一団となっても倒しきることが出来ない相手に苦戦を強いられていた、その時、人間側の最高戦力である祓い師として敵の棟梁であった大妖怪と戦っていた日向が、消耗により敵の一撃に気づけず、気付いた時にはもう目の前に攻撃が、という所で弟が自信を庇っていた
もちろん攻撃は弟に直撃し、致命傷をおって崩れ落ちた弟を見て、日向は思考を停止させた
「やまと」
呼びかけても目を覚まさない留まることの無い血と、冷える弟の体を見て
「──────」
全て、壊さねばと
結果、妖祓いの家々が一団となっても苦戦を強いられていた百鬼夜行が一刻にして、日向1人によって棟梁も含めて【全て】葬られた
「やまと」
その姿は人間などではない、まさに、鬼神と呼ぶべき者であった