聖典十傑序列10位『終末の闇』─一時停止中─
「語らず、お前が行先は主の膝元でなく、狂気の果ての幻夢境である」
「笑わず、それがお前の意思であるのなら、私はそれを受け入れるのみ」
「───お前のこと、僕が忘れると本気で思ってたの、ザック」
名前:デイヴィス・アルトパージ
二つ名:銀の弾丸(シルバーバレット)
性別:男
年齢:享年23
身長/体重:182/80
容姿:
https://i.imgur.com/jo2ir6O.jpg
性格:
前:優しそうに見えて怖そうに見えて優しい、人に雑でわかりやすい媚びをうるのがうまく、男女問わず人間を手玉に取るのが得意
また心理戦で息をするように嘘をつき、頭の回転が速く社交的で人の内側に入り込むのが上手い
今:感情を露わにすることは滅多に無く、アイザック・クルシティエに強い忠誠心を持ち、任務には非常に忠実
機械的て人形的で功利的な思考で動く様はまさに生きるロボット
と、言うことにしている
異能:『我が手に白銀の鍵あり』
光の刺さない闇、また、日の照らない夜にのみ発動可能な能力
深淵にて人は歪み、新たなる大地へと誘われる
魔法の森、セレファイス、ウルタール、ダイラス=リーン、サルナス、ングラネク山、ナスの谷、レン高原、カダス
彼らが飛び立つ新天地、肉体を持った永眠、眠りの歌、永遠の幻夢境
ただ一つ気をつけなければならないことがあるとすれば
────どんな理由があろうと、猫を殺してはならない
武器:銃火器、近代兵器
備考:
・かつてどこかの神父として神の意志と奇跡を歌った聖人、だがある日で吸血鬼の真祖である己の運命と出会い、そして最後に吸血鬼に魂を売った悪魔だと教信者化した信徒たちに殺された
彼の死に悲しみ、怒り、錯乱した真祖にその血を吸われたことによって眷属化し、アンデッド、またはヴァンパイアもどきとして再び目覚めた
・眷属化した後は主となる友が吸血衝動の代わりに数十年単位での睡眠を摂る睡眠期間の警戒装置として、緊急時の防衛システムとして傍で彼の眠りを見守っている
元々十傑内でも能力無し中距離遠距離戦においてそのエイム力と戦闘能力から負け無しの戦績が、人外化による強化によって近距離もできるようになった化け物、まさに攻撃は最大の防御
・聖典十傑序列10位『終末の闇』と呼ばれた人物、現在は消息不明扱いになっているが、記憶を取り戻した扱いになった後、教会にて再度洗礼を受ければ再び十傑に与する予定、10位にまで落ちた理由は消息不明時のカウントをリセットされているため
十傑内での立ち位置は、他と比べ馬鹿をやることは少ないが止めもしない中立者にして傍観者、身内のやらかしを楽しそうに見ながらちゃっかり1番安全地帯にいる
・聖典十傑の中で唯一、”主の意思に背くこと”を許されている人物、それこそが『終末の闇』たる所以であり、彼は彼らの中で唯一、人間を『終わらせられる』者である
彼は元『邪神信仰者』にしてその『司祭』であった、現在も能力からその素質は変わっていない
・吸血種の真祖という超希少種のサンプルを求め、教会から対象の提出を求められているが、彼の回答は永久不可
「だって僕のザックだもの、誰にもあげないよ」
独占欲は、強い
・全て覚えている
自身を眷属化してしまった友が人間時の全てを持ったまま生き返ったと知れば、「永遠の命というなの地獄を味あわせてしまう」ときっと泣いてしまうだろう友を思い、全てを忘れたフリをしている
だけれどそれでは友はまた1人に戻ってしまう、いつも何も覚えていない自分を見て悲しそうに顔を顰める友を見て、どうするべきかと悩んでいる
「───僕はお前と一緒なら、永遠だって生きていいのにね」
きっとお前は、僕がこんなふうに思っているなんて、知らないだろうけど