>>53の続き
能力:『幻影遷移(ファントムシフト)』
自身の存在を希釈し曖昧模糊にする異能。
そこに有るとも言えるし無いとも言える、そんな不確実さこそこの異能力の本質。
「壁や床を通り抜ける」「相手の攻撃を透過させやり過ごす」「相手の防御を貫通して自身の攻撃を当てる」などの使い方が可能。
異能の対象となるのは自身が触れているもののみ、但し生物は異能の対象外。
なお、この異能は存在を希釈する異能であり存在をゼロにする異能ではないため、ダメージを完全に無効化することは出来ないという欠点があり、何かをすり抜けるたびに少なからずダメージを受けている。そのため、超高威力の攻撃ならばそれなりのダメージを与えられる。
また物理系の攻撃には滅法強いが精神・概念に作用する系統の攻撃に対しては本来の性能を発揮できない場合がある。
この異能の根底にあるものは、自身が傷つくこと、誰かを傷つけることへの恐怖であると鏡花は分析している。
『幻影遷移・無窮平穏(オーバードライブ・ファントムシフト)』
自身の存在の曖昧さを利用して空間転移を行う。
体力の消耗が激しいため、一度使えば丸一日『幻影遷移』すら発動出来ないほどに疲弊する、使いどころを誤れば自らを危険に晒しかねない諸刃の剣である。
武器:無し
備考:上述の異能を有する事から政府に命を狙われている。
理由は異能を使えば隔壁すら自由に通り抜けられるため、どんなに警備を厳重にしようと鷹嶺鏡花の前では無いに等しいため、政府としては一刻も早く始末したい存在。
過去:かつては異能者が大発生した街で普通の女子高生として暮らしていた。
大発生の日に超常の力に溺れた異能者に友人達が目の前で殺害されたことで異能者に恐怖を抱く。
その時、鏡花にも異能の兆候が現れており、「傷つきたくない、誰も傷つけたくない」という祈りを受けて異能が覚醒、友人を殺した異能者の攻撃を無傷でやり過ごす。
その後は自身が異能者であることを隠し安全安心な都市を謳うシャングリラに移住するが……。
得意料理は卵料理、それ以外はあまり得意ではない。
好きなもの:エナジードリンク、甘いもの、特にチョコレート。
嫌いなもの:キノコ類、特に椎茸。異能者。
一人称:わたし
こんな相手欲しい:政府の異能者
強がらなくていいと言ってくれる人(男女問わず)
こんなテーマ好き:政府の異能者との戦闘
恋愛的なこと