「 ......やっぱ何でもないよ、店主さん!! .....うん、平気、すっごく難しいだろうし、お代が馬鹿にならないだろうし 」
( 何事も無かったかのように笑みを浮かべて元気な声を出す )
「 ...それより、もう支払ったってどう言う事? 」
雅「……おだいは、べつにおきゃくさまのすきなようにしてもらえたらええんですけど……」
「……このちから、さいしょからぼくがもってたものじゃあないのでぇ」
「『戻れ』」
(そうして、壊れた店内の壁に触れ、また輝きが増したかと思えば、瓦礫のようだった店は瞬く間にもとの姿に戻る)