>>16 ( 斬った直後。 かかとをブレーキとして全身に宿った速力を落としていく。鎧靴底と地面とで、火花を含んだ摩擦が生じる。結果、相手を中心点として、自分は斬る前の位置からちょうど正反対側の位置で止まった。だから現状、自分より、数メートル後ろに相手を控える形となる。 他方、足元からは煙が上がっていた )