「…あんや…こりゃあ…」 (思った反応と違うことに少しだけ驚きつつもそれを表には出さず、頬に手を添える) 「…うぅん、さっき別れたばっかやけど、閻ちゃんとこつれてったほぉがええやろかなぁ…、おなご、アンタの名前、教えてくりゃれ?」 (彼女の目線に顔を近づけ、問いかける)
「 ……? ほたる 」 ( 名前を聞かれれば不思議そうに首をかしげながら答えて、つまらない質問……なんて頭の隅で考えながらそっと、前に来た時よりも騒がしいこの路地に意識を向けて )