>>プロト
あらら、おつむもお人形さんなんじゃあ楽しみがいが無えなあ。
(どうやら期待していた回答とはかなりかけ離れていたようで、無感情な相手とは対照的に気の抜けた顔でそう言えば構えていたライフルを地面に突き立て片手をつき。そこから少し身を乗り出せば如何にも興味津々といった声色で尋ね。)
アンタさっき「マスター」だとか「命令」だとか言ってたな?
んじゃあマスターさんとやらがアンタに「都市警察をボコボコにしろ」っつー命令を下したら私と遊んでくれる訳だ。そうだろ?
(どうせ戦うなら相手も自分と同じ気持ちで無ければ面白くない。何より相手は自分が今まで出会ってきた中でも群を抜いての美女だ。見たところ戦闘力は大した事なさそうだし今此処で殺してしまうのも勿体ない。あわよくば連絡先を交換したい。そんな慢心にも近い思いが彼女の脳内を支配する。最低である。)
>>ミーティア
おいおい…ボケるにはまだ若いぜおっさん
(珍しく可愛げのある行動をした相手を横目で見れば口だけ意地の悪そうな笑みを浮かべておちょくり。しかし「大物」という言葉を聞けば直ぐに戦闘モードに切り替え銃を構えて相手より先に飛び出し。)
そうだな。さっさとクソ共は「粛清」しちまおうぜ。
(夜の戦場を駆けながら戦前を見据える彼女の瞳には決して揺らぐ事の無い金色の炎が静かに燃えていた。)
(/サンクス!)
「…お気に召しませんでしたでしょうか…?」
(珍しく、とても珍しく、首を傾げて『悲しそうに』眉を少し下げる、はじめて、彼女の感情に色がつく)
「……えぇ、マスターのご命令でしたら、私はどんな事でも、…ですけれど」
(そして質問に対して簡素な答えを唱える、窓からの風に、白銀の髪が揺れる)
「……、優しい方、で、良いのでしょうか、…今の言葉を言っておけば、今まで会った都市警察の方は全員『私で遊ぼうと』しましたのに」
(風に吹かれた髪で隠れた口元、髪が降りた時に見えたそれは、薄く笑みを浮かべていた)
「 あまり切り込みすぎるなよ 」
( 飛ぶような速度、後に続いて現場へ走る
……闇の中 …あの日も丁度、そうだったな )
元気よく 敵を言い下す様子に
……何か 昔を思うような顔をして
( しかし手元は確たる現実に挑む用意を整える
…弾は入ってる、握りも問題ない… "撃てる"。 )
「 ………行くぞ 」