>>61 (途切れる直前。 二人をつなぐ心の世界で、デレナキアは叫んだ! 「待って!」 どこか遠い場所にものすごい勢いで飛んでいく魂(うどんみたいな形)を掴んだ。ズルズル、と摩擦で手のひらからは血が噴出した。 「…おまえと、もっと仲良く…ゴボゴボ…」 デレナキアは壊れゆく心の世界の中で、ついにその手を離した。ツンナキアが、彼から手を離したのだ。 「こんなやつ放っとけ」 「…でも、おれは…」)